キャロル キャロル

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キャロル

4/29 – 5/13

あなたが私を変えた。

このうえもなく美しく。このうえもなく不幸な人。

あなたはすぐに私の視線に気づいた-

ふたりの最後の決断を見届けてください。

作品紹介

1952年、ニューヨーク。高級百貨店でアルバイトをするテレーズは、クリスマスで賑わう売り場で、そのひとを見た。鮮やかな金髪。艶めいた赤い唇。真っ白な肌。ゆったりした毛皮のコート。そのひともすぐにテレーズを見た。彼女の名はキャロル。このうえなく美しいそのひとにテレーズは憧れた。しかし、美しさに隠された本当の姿を知ったとき、テレーズの憧れは思いもよらなかった感情へと変わってゆく……。キャロルを演じるのはケイト・ブランシェット、テレーズを演じるのはルーニー・マーラ。いま最も輝いているふたりの女優。ふたりの視線が交わる瞬間、忘れられない愛の名作が誕生した。

エレガントで美しく、何不自由ない主婦に見えたキャロル。しかし彼女の夫は、妻にただ飾りでいることを求め、彼女はその不幸な結婚生活に終止符をうちたいと願っていた。そして、何よりかけがえのない6歳の娘の親権を得るために、真実の自分を隠さざるをえない。一方のテレーズも、自分が何を本当に求めているのか、真実の自分に向き合えないでいた。そんなふたりが引力に導かれるように愛しあう。たとえ社会から否定されようとも。50年代初頭の原作でありながら、この映画は「あなたは正直に生きているの?」と現代の観客に語りかける。テレーズとキャロルの最後の決断をどうぞ見届けてください。

ストーリー

1952年ニューヨーク、クリスマスを間近に控えて街は活気づき、誰もがクリスマスに心ときめかせている。マンハッタンにある高級百貨店フランケンバーグのおもちゃ売り場でアルバイトとして働く若きテレーズ・ベリベット(ルーニー・マーラ)。フォトグラファーに憧れてカメラを持ち歩き、恋人のリチャード(ジェイク・レイシー)から結婚を迫られてはいるが、それでも充実感を得られず何となく毎日を過ごしていた。
 そんなある日、おもちゃ売り場にキャロル・エアード(ケイト・ブランシェット)が6歳の娘リンディへのクリスマスプレゼントを探しに訪れた。テレーズはエレガントで美しく魅力的なキャロルから目を離すことができなかった。キャロルもその視線に気づいた。そのままキャロルの応対をするテレーズはプレゼントを一緒に選び、イブまでに届くように手配をした。その際キャロルが手袋を忘れていってしまう。テレーズはすぐに手袋を自宅へと郵送した。するとキャロルから百貨店に電話がかかってくる。御礼にとランチに誘われたテレーズは、翌日、キャロルに指定されたレストランで初めて話をして向きあう。愛のない打算的な結婚生活を送っていたキャロルは離婚することが決まっているという。その週末、郊外のニュージャージーにあるキャロルの屋敷に招待され楽しい時間を過ごしていると、突然別居中の夫ハージ(カイル・チャンドラー)が帰宅する。クリスマスイブにリンディを迎えに来るはずたったのが日程を早めて来たのだ。そこで争いになる二人。無理矢理キャロルも連れていこうとするハージだが、頑なに拒絶をするキャロル。離婚の意思は変わらない。ついテレーズに八つ当たりをしてしまったキャロル。険悪な雰囲気のなか、泣きながら家に戻るテレーズ。すると、ちょうどキャロルからの電話が鳴った。謝るキャロルはテレーズのアパートを訪れる約束をして電話を切った。
 翌日、弁護士に呼び出されたキャロル。離婚したくないハージは、リンディの共同親権から単独親権へと変更し申し立てをしてきた。キャロルと親友のアビー(サラ・ポールソン)との親友以上の親密さやテレーズとの関係を理由にして、母親としての適性に欠けるという口実で、ハージの元に戻らなければ二度とリンディには会わせないと脅してきているのだ。審問まで当分の間は娘とは会うことを禁止されてしまうキャロル。その夜、クリスマスプレゼントの高価なカメラを手にテレーズのアパートを訪れた。そして魅かれあうふたりは、心に正直に生きようとして、思いつくまま西へと向かう旅に出るのだが──。

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製作/国:2015年/アメリカ
監督:トッド・ヘインズ
出演:ケイト・ブランシェット ルーニー・マーラほか
時間:118分
PG12

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