さあいよいよ春休み!卒業、進学、就職と皆新たな環境へと突入するわけですね〜😌期待も不安もまとめて引き連れてとりあえず楽しんでいきましょうか⭕️

 

 

 

 

という事で遂にやってきました。話題の歴史超大作
【沈黙〜サイレンス〜】

(c) 2016 FM Films, LLC. All Rights Reserved.

 

 

 

 

 

 

今年のアカデミー賞では注目作品として期待されていたにもかかわらず、残念ながら落選してしまいましたが、今この時代だからこそ観る意味のある重要な作品となっています

 

 

 

 

 

 

 

今作は遠藤周作の本をマーティン・スコセッシ監督が長年を費やし遂に映画化したという渾身の作品となっています

 

 

 

 

 

とはいえ特に宗教観や歴史背景を語った物語ではないので、全く知らなくても十分に楽しめるのでご安心を。

 

 

 
舞台は17世紀キリシタン弾圧の嵐が吹き荒れる江戸初期の日本

 

 

 

 

 

 

 

ポルトガルから来日したキリスト教宣教師の目を通して信仰とは何か?神とは?を描いた物語となっている

 

 

 

 

 

 

 

幕府による激しい弾圧、執拗なまでの迫害、 凄惨な拷問を受けながらもひたすら救いを求めるべく葛藤する様子は観るものをとにかく重苦しい空気にする。中には気分を悪くされる方もいるに違いありません

 

 

 

 

棄教を迫られ、神という存在に”沈黙”されながらもなお信じようとする心、救いを求めようとする事に意味はあるのか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この作品は我々に多くのものを投げかけてきます

 

 

 

 

 

 

 

信仰を棄てなければ拷問も辞さない
キリスト教弾圧の象徴 イッセー尾形演じる長崎奉行の”井上筑後守”

 

 

 

 

 

彼は言葉巧みに追い詰め棄教を迫ります

 

 

 

 

 

幕府によるキリシタンへの徹底的な弾圧

 

 

 

 

 

 

自分の信じる宗教ではなく別の信仰を押し付けられる 、そうなると拒否することなど出来ない、故に暴力で弾圧される

 

 

 

 

 

 

 

 

暴力は人々の選択を奪ってしまう

 

 

 

 

 

 

 

 

それは現代に於いても同じ事が言えるはず

 

 

 

 

 

 

信じるものが違い、それがぶつかるとき、暴力で弱い者がねじ伏せられる。世界では今も信仰を理由に迫害されている人たちが多く存在するではないか

 

 

 

 

 

 

自分の信念や思想、生き方を暴力によって歪められざるをえなかった人たちの苦しみ

 

 

 

 

 

 

 

この映画でいえば踏み絵を迫られたキリシタンに他ならない、

 

 

 

 

 

 

 

救いがない暴力に違いはないが、キリスト教こそが”唯一普遍的”だという宣教師たちの”教え” 押し付け それもまた”暴力”だと言えるはずです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(c) 2016 FM Films, LLC. All Rights Reserved.

 

 

 

卑小であり哀れで弱い人間=弱者の立場として我々と一番近い距離感で描かれる窪塚洋介演じる”キチジロー”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼は”この世の中で弱きものが生きられる場所はあるのか”と宣教師に問う

 

 

 

 

 

 

 

弱者にとっての救いとは何か

 

 

 

 

 

 

 

なぜ神は苦しむ我々に沈黙するのか

 

 

 

 

 

 

つまり”沈黙”とは、私たちの内面にある”人間の本質”なのではないか それを見つめ直せば 他者との違いを認めあえ、受け入れるという事の重要さ、何かを信じようとする心の大切さに気づけるのではないかと深く考えさせられる

 

 

 

 

 

 

 

こんな時代、こんな世界だからこそ何かを信じたいという人の心について深く考える事が重要なのではないかと思う

 

 

 

 

それがあるから生きていける

 

 

 

 

 

 

 

 

本作は人間の普遍的なテーマを突き詰めて描いた文字通りの渾身作である

 

俳優陣も皆本当に素晴らしい!

 

 

 

 

 

是非ご覧になって頂きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてこの映画をご覧になり、人間にとって本当に大切ものとは何かを自分なりに考えてみるのも良いかもしれません。

 

 

3/18 キタムラ