話題作を数多く世に送り出している、韓国の鬼才パク・チャヌク監督の最新作『お嬢さん』がついに公開されます。例年より静かな雰囲気だった第69回カンヌ映画祭のコンペティション部門で上映されて観客の度肝を抜き、8分間以上のスタンディング・オベーションとなったそうです。

 

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原作は「このミステリーがすごい!2005」で1位を獲得したサラ・ウォーターズのミステリー「茨の城」で、映画での舞台を日本統治下の朝鮮半島に変えて描かれています。
また本作はR18+(18歳以上観覧OK)指定となっています。

 

 

 

 

 

〜〜あらすじ〜〜

 

 

1910年から35年間続いた日本の統治下時代の朝鮮半島の話です。
1939年、孤児の少女スッキはスラム街の詐欺グループに育てられていました。スッキは詐欺グループの伯爵と呼ばれる人物から、豪邸へメイドの珠子として行くことを命じられます。伯爵は豪邸の莫大な財産を狙っていて、スッキに豪邸の令嬢の秀子の心をつかませようとしていました。

 

 

 

 

 

豪邸で本に囲まれて外の世界を知らずに育った秀子は、新しく来たメイドの珠子(スッキ)に心を開き、また珠子もだんだんに秀子に惹かれていきました。やがてお互いに身も心も許すようになってしまいます。
そしてストーリーは驚愕の結末へと向かうのです。

 

〜〜登場人物紹介〜〜

 

 

 

 

 

 

秀子/キム・ミニ♦
主演の令嬢の秀子をモデル出身の女優、キム・ミニが演じます。1982年3月1日生まれ、韓国女性のカリスマとして女性からの人気も絶大です。高校生でスカウトされて数々の作品に出演しているキム・ミニですが、『お嬢さん』では初のベッドシーンも経験しました。
「特に難しい場面はなかったと思う。それよりベッドシーンの演技が初めてで、負担はあった。幸い、監督さんの正確なコンテ(撮影台本)があったので、演技できたと思う。私が特に何かを作るとか思う必要はなかった」
とコメントしています。また日本の作家、宮部みゆき原作の『火車』(2012年)が韓国で映画化された際には、謎の多い失踪女性を演じ高い評価を受けています。

 

 

 

スッキ(珠子)/キム・テリ

メイド役を演じたキム・テリ。『お嬢さん』がデビュー作品となります。1990年4月24日生まれ。『お嬢さん』のオーディションを受け、1500人の中から今回の出演を勝ち取りました。スッキを演じてみて
「映画『お嬢さん』でスッキにとってヒデコは本当の愛だったし、守ってあげなければならない恋人だった」
とコメントしていました。デビュー作で同性とのベッドシーンも体当たりで演技しています。

 

 

 

 

詐欺師・伯爵/ハ・ジョンウ
1978年3月11日生まれ。大学で演劇を学び、卒業後も演劇中心で活躍しました。CFデビューの後、『マドレーヌ』(2003年)で映画デビューを果たします。また兵役中に軍の広報映画にも出演しています。
日韓合作映画、『ノーボーイズノークライ』(2009年)では日本の俳優・妻夫木聡とダブル主演をしました。

 

 

 

秀子の叔父(後見人)/チョ・ジヌン

1976年」3月3日生まれ。クセのある秀子の後見人を演じていますが、コミカルな役にも定評があります。本名はチョ・ウォンジュン。芸名のチョ・ジヌンは尊敬する父親の名前から付けたそうです。
釜山出身のチョ・ジヌンは、地元が本拠地の球団「ロッテ・ジャイアンツ」の大ファンで、プサンサンジク運動場(球場)で始球式をすることが、俳優で有名になるための夢だということです。

 

 

監督パク・チャヌク
カンヌ映画祭で大絶賛された本作の監督パク・チャヌク。1963年8月23日の韓国ソウル生まれです。R18+に指定されるほど大胆な性描写やサディスティックな映像に定評があるパク・チャヌクですが、『お嬢さん』はそれだけでなく随所にブラックユーモアが盛り込まれています。
また今までの監督作品と少し赴きが変わっていて、この作品では破滅的な中にも明るい兆しも見えたりします。

ところで、この映画がそこまで衝撃的だったか? 悲鳴を上げる人もいたが、それほど衝撃的なのか? (チェ) ミンシク兄さんは(「オールド・ボーイ」で)舌も切られたのに(一同爆笑) これくらいだととてもソフトな映画ではないか。

カンヌ映画祭後のインタビューで、伯爵を演じたハ・ジョンウがコメントしました。まあ舌を切られることを考えたら…とも思いますが、やはりR18+になるくらいですからね。
その性描写に関して監督のパク・チャヌクは
「戦争映画に戦争のシーンが登場するのと同じく、同性愛者の愛を描いたので同性同士のベッドシーンがもちろん必要だった」

とコメントしています。。

 

 

なお。本作は韓国で観客動員400万人を突破!
本作は韓国でも青少年(満19歳未満)閲覧不可となっていますが、それでも観客動員が400万人を超えたということです。
また、アメリカやイギリスでは「2016年度今年の映画」に、『お嬢さん』が選ばれたそうです!快進撃が止まらない!!

 

 

 

 

 

各界の有名人たちも大絶賛する本作!

 

パク・チャヌクがメガホンを取った映画『お嬢さん』の日本公開は2017年3月3日ですが、試写などでいち早く鑑賞した各界の有名人たちが本作を絶賛するコメントを発表しました。
『池袋ウエストゲートパーク』『木更津キャッツアイ』など数多くのヒット作を生み出してきた【宮藤官九郎】は以下のようにコメントを残しています。
衝撃的なビジュアル、驚きの仕掛けが満載 ストーリーが深みに入っていったとき、なぜか笑ってしまう世界観に病みつき!

2016年公開され好評を博した映画『ヒメアノ〜ル』の監督【吉田恵輔】のコメント。
これは芸術だ。艶かしいヌードシーンも芸術。 女性の口から聞いてはいけないような、卑猥なセリフの連発も芸術。 興奮しながら鑑賞している自分も芸術。“芸術”って言葉に感謝したくなる映画だ。
TBSラジオでの映画評が好評のRHYMESTER【宇多丸】のコメント。
画面の隅々にまで徹底された、独特すぎる美意識とフェティシズム──こんなド変態な映画(褒めてます!)、絶対にパク・チャヌクにしか作れません!

 

 

 

 

 

 

それぞれ本作の官能的な世界観やクオリティーを激しく賞賛するなど絶賛の嵐。このコメントを読んだら、本作へ期待せずにはいられません⭕️

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さいごに、、

関連トリビアを紹介!

 

 

過激なレズビアンラブシーンに隠されていたマル秘裏話!

本作で、主要キャスト2人が過激なレズビアンシーンの撮影に臨む際、マイクを持った女性スタッフ1人を除き、全ての撮影クルーがセットからの退室を強いられていました。このシーンはリモートコントロールカメラによって撮影されていたそうですよ 😆 

 

 

 

6/23 きた