元アメリカ副大統領アル・ゴアが環境問題を訴え第79回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞他を獲得した「不都合な真実」の続編。地球温暖化の影響により氷河融解、超巨大嵐、豪雨、洪水、大気汚染など、様々な異常気象が次々に発生している昨今。そんな現状に警鐘を鳴らし続け2007年にノーベル平和賞を受賞した元アメリカ副大統領アル・ゴアの闘いと、パリ協定実現に向け奔走した人々の情熱を取り上げる。

 

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〜〜あらすじ〜〜

『不都合な真実』(06)により、大衆文化に気候変動のテーマが持ち込まれてから10 年。人々の注意を引き、奮起させるような続編が登場する。エネルギー革命を身近に感じさせる作品だ。アル・ゴア元副大統領 は世界中を飛び回って大勢の気候チャンピオン(※注)を養成したり、国際的な環境政策に影響を及ぼしたりと、引き続き終わりの見えない戦いに挑んでいる。これまでになく高いリスクを伴いながらも、彼は「人間の知恵と情熱により、気候変動による危険は乗り越えられる」という信念を追求している。そんな彼の舞台裏の姿を、公私や苦楽を問わず、カメラが捉えた!

 

 

 

 

 

アル・ゴア元アメリカ副大統領が出演し、地球温暖化や環境問題について訴えた2006年公開のドキュメンタリー映画『不都合な真実』。『第79回アカデミー賞』で長編ドキュメンタリー賞を含む2部門を受賞し、2007年にゴアは『ノーベル平和賞』を授与された。

続編となる今作、『不都合な真実2:放置された地球』は、前作から10年経った地球の「現在」を映し出す内容。世界中で地球環境問題に取り組む人材の育成を行なっているゴアが、声を荒げて地球の危機を訴えかける様子が捉えられている。なお同作は5月17日に開幕する『第70回カンヌ国際映画祭』の特別招待作品として上映された、

 

 

 

 

 

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前作から10年というのは、ちょうど良いタイミングだと思いました。この10年で大きく変わったことが二つある。一つは異常気象が増えていること。もう一つは解決策がすでに手の中にあること。しかも、そのコストは日々安く、使えるものになってきていることです

とはゴア氏。

 

 

 

そうゴア氏が言うように、本作は気候変動の今を実感するとともに、気候変動に対する現実的な解決策を感じられる内容になっている。氷がどんどん失われていくグリーンランド、あまりの暑さで溶けたアスファルトに履物を取られて倒れるインドの女性、大洪水で車から間一髪で助け出される米ルイジアナ州の人々……。異常気象の中で自ら立ち上がる人々の姿も追っている。

 

 

気候変動(ここでは「地球温暖化」と同じ意味で用いる)は、ご存知のとおり、人間活動に起因する二酸化炭素などの温室効果ガスの排出により、大気の温室効果が強まり、地球の平均気温が上昇する問題である。これに伴い、極端な気象の増加、氷床の融解、海面上昇、生態系の変化などが起き、人間社会に深刻な悪影響がもたらされることが懸念されており、その一部はすでに起き始めていると考えられる。

 

 

アル・ゴアは世界各地で講演活動を行い、この問題について人々にわかりやすく語るとともに、一緒に活動する人々を育て、「産業活動に伴う気候の変化が人類に深刻な悪影響をもたらす」という「真実」を「不都合」に思う人たちと戦ってきた。その戦いの歴史を振り返ってみると、あまりの浮き沈みの連続に改めてこの問題の困難さを実感できる。

 

 

今作の様なドキュメンタリーのに対しての答えは人それぞれだろうと思います。

 

決してナチュラリストではない自分も今作を観て思うところはある。何故なら実際にここ数年で異常気象が身の回りで起きているからだ。季節外れの台風、ゲリラ豪雨、北海道で起きた台風被害。。勿論、劇中でも海外での大変な天変地異は”Climete Change”から起きていることは明白だ。ゴア氏の呈することを全て鵜呑みにする訳ではないが、やはり化石燃料は使う時代ではなくなっていると思う。願わくばこの映画を次の世代を担う子どもが観て「変えてみよう」と思って欲しいけれど。

 

 

 

 

しかしながら、

 

 

 

 

 

その解決策が太陽光や風力だけで本当に大丈夫なのか?
なぜここまで石炭や石油のエネルギーを否定しつつ、世界的に議論が分かれる原子力については一切触れないのか、疑問である。
自然エネルギー以外は全てダメという主張があまりにも強すぎるのではないか。
せめて自然再生エネルギーの比率を高めよう、という主張であれば、共感できたように思う。

 

 

 

どちらにしても今作は我々の未来について、大いに考えさせてくれ、議論しあえる題材として一人でも、、いや人類皆に突きつけられた問題として全員が観て考える必要がある作品である。