実話の映画化『8年越しの花嫁 奇跡の実話』です。岡山の結婚式場がYouTubeにアップしたあるカップルの動画が話題になり、テレビドキュメンタリー、書籍を経て映画化されました。

 

 

突然、病に倒れて昏睡状態に陥った婚約者を待ち続けた新郎の愛の深さ、奇跡の復活を遂げて生きることに懸命に取り組む花嫁に、たくさんの愛と勇気をもらえます。

 

 

 

 

〜〜あらすじ〜〜

 

©2017 映画「8年越しの花嫁」製作委員会

 

 

 

 

飲み会で知り合った尚志(佐藤健)と麻衣(土屋太鳳)。思ったことはストレートに言う麻衣と、真面目でおとなしい尚志は、性格は正反対でしたが、相性は抜群。

二人は付き合うようになり、結婚の約束をしました。麻衣がずっと憧れていた結婚式場の予約を入れたあと、麻衣が発病します。入院した彼女は昏睡状態になり、いつ目覚めるかわからない。でも尚志は諦めず、毎日、麻衣を見舞い、声をかけ続けたのです。

 

 

 

 

ポイント1【愛の深さと希望の光を見せてくれる感動作】

 

今までに実話を基にした愛の物語は、最後が悲し過ぎる作品が多いような気がします。「余命」「不治の病」など、見ていて辛くなりますよね。しかし、今作はすこし違います これは愛と希望の物語。ヒロインは死の淵から甦り、自分をずっと待ち続けた男性と結婚します。とても心が温かくなり「良かった~」と喜びの涙を流せる作品なのです。

 

 

確かに麻衣が発病し、入院~昏睡状態に陥っていくシーンは重いです。いつ目覚めるかわからないと言われ、両親も尚志も絶望します。見ているこっちも辛かったのですが、そんな状況に負けなかった尚志。

彼は毎日のように麻衣を見舞い、声をかけ、眠る麻衣を動画に収めます。そして予約した結婚式場に「来年の同じ日に予約したい」とお願いするのです。この予約は8年後、結婚式を行うまで毎年続けていたんですよ!

 

 

 

 

ポイント2尚志の愛の深さにただ涙涙……

 

麻衣は約1年後に目覚めますが、そこでまたひとつの問題が起こります。麻衣は両親のことは覚えているのですが、尚志のことが記憶からスッポリ抜けているのです。麻衣をこんなに愛して献身的につくしてきた尚志のことを覚えていないなんて……。

こんな急展開、フィクションだったら「やり過ぎ」と思ってしまいますが、これ事実なんです。

それでも尚志は「目覚めたら知らない男がいて、ずっと寄り添っていたら、変だなと思うよね」なんてことを言うんですよ。本当はショックでたまらないのに、尚志はこんなときでも麻衣の気持ちになって考えて行動するのです。もうこのあたりから涙腺崩壊……。

 

 

 

 

 

ポイント3佐藤健と土屋太鳳が新境地を開拓!

 

この映画で女性がいちばん注目するのは、おそらく麻衣が復活することを信じて、献身的に尽くした尚志を演じた佐藤健さんでしょう。

彼がこういう男を演じるのが意外でしたが、自分に役を引き寄せるのではなく、佐藤健を封印して尚志になることで、8年間待ち続けた信念の男を体現するのです。麻衣の記憶が戻らないのに、必死にサポートする後半は、尚志の姿を見るだけで切なくて泣きそうになりましたよ。

土屋太鳳さんは中盤から昏睡状態に陥るのでベッドで寝たきりになるシーンも多く、そういった病と闘う姿が女優としての見せ場なのかもしれません。でも私は前半、ストレートに尚志に食ってかかるシーンに麻衣の本質が見え、ちゃんと役を掴んでいる感があって良かったです。

この実話の素晴らしさは、尚志の献身愛、麻衣の生きることに前向きな姿だけでなく、二人を支える人々の思いやりもいいのです。二人を応援する尚志の同僚、麻衣の両親、そして結婚式場のウェディングプランナー。あの結婚式場が毎年、同じ日の予約を継続していたからこその「8年越しの結婚式」ですからね。

今も仲よく暮らしている尚志&麻衣夫婦。二人が結婚するラストがわかっていても、そこに至るまでのリアルなラブストーリーは、感動の涙を流しつつも心が温かくなること必至。人を愛する力、思いやる力が、人生に希望を与えることを教えてくれる映画です

 

©2017 映画「8年越しの花嫁」製作委員会

まとめ

 

実話に基づいた奇跡のようなラヴ・ストーリー、主人公の麻衣さんを演じた土屋太鳳の演技がとにかく素晴らしい!!鬼気迫る熱演を魅せてくれます。相手役尚志さんを演じる佐藤健も安定の演技で嘘のような本当の実話をドラマティックに彩っていきます。ED曲『back number」の【瞬き】もエモーショナルでドラマティック!!必聴の一曲となっています🎵

愛する恋人の回復を信じて待ち続けたーー奇跡の8年間、壮絶な愛の記録、自分にとっての大事な人に置きかえて是非ご覧になってみてください。