劇場責任者の伊木と申します。

オンライン上にて匿名でご意見・ご要望をいただく【ウェブ投函箱】を設置しました。

▶︎ウェブ投函箱はこちら(ウェブ投函箱サービス『peing』を利用)

日々たくさんのメッセージを送っていただき、ありがとうございます。すべて目を通させていただいており、全件は難しいですが、少しづつ劇場としての返答を皆さんにお届けする予定です。

このページではよくあるご質問やご要望について『豊岡劇場としての方針』をご説明させていただくものです。


上映作品に関するご要望について


その中で、一番多いのが上映作品に関するご要望です。少し長くなりますが、こちらについて現時点で出来る正直な返答をさせていただこうと思います。

まず当劇場では、より多くの方に当劇場での上映作品を知っていただくために広告宣伝を可能な限り早いタイミングから実施したいという考えがあります。そのため早いものだと6ヶ月先、通常3ヶ月程度先の上映作品を随時、選考・決定しています。その関係で、直近の上映希望にはお答えできない可能性が高くなってしまいます。

さらに全国で公開される作品の中で、当館では上映できない作品も実在します。そういった作品を上映可能にすることは、短期的には難しいのが正直なところです。ただ上映実現の余地を長期的な目線で捉え、今後の検討課題として取り入れていきたいと考えています。

また、大型商業施設などに併設するシネマコンプレックスなどは10以上のスクリーンを保有していることから公開できる作品数やジャンルなど、幅広い上映が可能なのに対し、地域に唯一の映画館で2つのスクリーンのみで上映を実施している当劇場では、年間に公開できる作品数は70〜80本。比べてしまうとどうしても「この作品が観たい」「観たい作品が観れない」というお声に、100%お答えできない現状があることもご理解・ご了承いただけると幸いです。

とはいえ劇場としては上映作品もサービスの一環であり、上映サービスの向上やより多くの方々にご利用いただけるように作品選考を行っていく考えです。

今回設置したウェブ投函箱をはじめとするメッセージ機能は匿名で送信するものであるため、送信者の性別や年齢層といった属性を確認することが難しいのが現状です。このことからご要望やご意見を持っている方にどんな傾向があるのか把握できず、そういった市場の傾向を重要視している作品選考では参考案件になりにくい性質を持っています。

この地域でどの作品を上映することで、どのくらいのお客様にご鑑賞いただけるか、どのような宣伝広告がもっとも効果的にお客様に届くのか、まだまだ試行錯誤の段階を脱しきれていません。

以上のことから、普段目にする媒体や、可能な限り詳細なお客様の属性(年齢・性別など)を記入していただくことで参考要素として取り扱いやすくなります。これはこのウェブ投函箱だけではなく、メールや各媒体に備わったメッセージ機能を使っていただく際にも同様になります。

なお現時点で上映が決定し、情報が解禁されている作品に関しては公式ウェブサイト [http://toyogeki.jp/category/movie/ ] に掲載されているものが最新のもので、もれなく掲載しています。情報が解禁されずに掲載待ちのものも控えておりますが、そちらに関しては今しばらくお待ちいただけると幸いです。

より多くのお客様からのご要望やご意見が、確実に今後の劇場運営の改善に繋がっていくので、上映作品のご要望はもちろん、少しでも以上のようなヒントをご提供いただけると助かります。

これまでにお客様からのご要望にお答えし、上映が実現した作品もありました。2スクリーンしかなく、なかなか上映の幅を持たせられない小さな小さな地方映画館ですが、今後も映画館で映画鑑賞ができる豊岡であるために皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

上映作品に関するご要望については以上です。


イベント・上映会等の開催について


次に「イベント・上映会等の開催」に関するメッセージについて。2020年初旬より新型コロナウイルス感染拡大の影響で、イベント開催などが難しくなっている現状があります。しかし今後その状況が改善することも想定しながら、豊岡劇場では以前の方針を継続していく予定です。少し長くなりますが、今回はこちらについて返答をさせていただきます。

結論から言わせていただくと、ビジョンが共有できるものであれば是非、豊岡劇場での開催を検討させていただきたいと考えています。

まず収益性以前に最も重要なものは「熱量」だと考えています。その熱量を生みだしているビジョンを劇場の担当スタッフと共有する機会をいただけると、次のステップに進みやすいです。

さらにイベントや上映会の開催は、劇場単体での実施は難しく、ある程度専門性をもったパートナー(開催するイベント内容やその業界に詳しい方)の協力が必要になります。ビジョンの共有後にそのパートナーの選定と協力の打診へと進んでいくので、結果的に熱量を持った人(企画・提案者)と等劇場・パートナーの三者でビジョンの共有が必要になります。

そのため結論の補足ですが、検討段階に進むために具体的にどのようなものをビジョンとしてもっているのかを直接メールや対面でご説明いただけると非常に助かります。面倒なことだとは思いますが、熱量のないところから良いものが出ることはありません。中途半端な結果にしないためにも、こういった過程を踏ませていただきたいと考えています。

尚、劇場のホールレンタルについては現状、基本的には承っておりませんが、ビジョンを共有させていただいた上でレンタルという方法を含め、実施に関する検討をさせていただきますので是非、一度ご提案ください。

他にも少しづつですが、劇場主催で随時イベントなどを開催しています。上映作品の関係者に登壇いただく【舞台挨拶】【トークイベント】など。こちらの劇場公式ウェブサイトや各SNSでも情報をアップしているので、ご興味があれば参加をお待ちしております。


館内への飲食物持ち込みについて


最後に「飲食物の持ち込み」に関するメッセージ。こちらに関しても新型コロナウイルス感染拡大の影響により、国が定める映画館向けガイドラインが随時更新される中、可能な対応が都度変わっているのが現状です。その前提のなかで、少し長くなりますが、お答えできる方針をご説明します。

当劇場では、2014年末のリニューアルオープン後から基本的に飲食物の持ち込みはご遠慮いただいております。まずその理由をふたつだけ説明させてください。

①飲食物の持ち込みをご遠慮いただいているひとつ目の理由は、館内で販売している飲食物の売上が、劇場運営に大きく影響する収益源になっていること。映画鑑賞料金だけではなく、飲食物やレストランなど総合的な売上で長期的な劇場運営の継続を目指しています。正直なところ、これが最も大きな理由です。

②ふたつ目は映画鑑賞マナーとして他のお客様のご迷惑になる可能性があること。そのため、過度に音のなってしまうビニール袋や紙袋などはもちろん、一部ファストフードなど匂いの強いものの館内持ち込み・飲食をこちら側で規制させていただいております。

以上が劇場として飲食物の持ち込みをご遠慮いただく主な理由です。

ただ、アメなどの細かいものや今回のメッセージにもあるようにアレルギーへの対応など100%全てを規制することは不可能ですし、これに関しては緩和していきたいとも考えています。

さらに言うと「これはダメでこれはOK」などの厳密な線引きも難しいのが現状で、上記の規制理由を踏まえた上での持ち込みの是非はお客様にお任せしております。

「全面禁止」ではなく「ご遠慮いただいております」という表記の理由がここにあります。基本的にはこちら側から飲食物の持ち込みに関して、注意やお断りのお声掛けをすることはありません。(一部、過度な量の持ち込みや鑑賞マナーに影響すると判断したものに関してはお声掛けさせていただくことがこざいます)
お水や少しのお菓子、アレルギーなどの理由による持ち込みはスタッフまで一言お声掛けいただけると助かります。

重複しますが、豊岡劇場では”基本的に”飲食物の持ち込みはご遠慮いただいております。今後も変わりなく、この方針を継続する予定です。館内で販売している飲食物のご購入に少しでもご協力いただけると大変助かります。いつもご購入いただいている皆様、本当にありがとうございます。皆様のご協力が確実に運営継続に繋がります。

飲食物の持ち込み緩和に関するご要望に100%お応えすることが出来ず、申し訳ありません。今後、館内で販売する飲食物の拡充も含めて継続的に検討させていただきます。これが現状の豊岡劇場としてできる、精一杯の返答です。小さな小さな地方映画館ですが、今後も映画館で映画鑑賞ができる豊岡であり続けるために皆様のご協力をよろしくお願いいたします。