上映作品


アネット(字幕・PG12)
5/13-5/24
愛の大渦に呑み込まれる、
ダークファンタジー・ロック・オペラ!
唯一無二の監督カラックスのとてつもない傑作!


パーフェクト・ノーマル・ファミリー(字幕・PG12)
5/13-5/24
ある日突然、両親から離婚を告げられた娘たち。
そして大好きなパパが女性になった…。
10代の多感な少女の視点で描く、爽やかで心温まる家族の物語
作品紹介
デンマークの郊外で暮らすエマは、地元のサッカークラブで活躍する11歳の女の子。幸せな家庭で充実した日々を送っていた。ところがある日突然、両親から離婚すると告げられたことで彼女の日常が一変する。しかも離婚の理由は「パパが女性として生きていきたい」だった…。ホルモン治療によって日に日に女性らしくなるパパのトマスが、やがて性別適合手術を受けるという現実をエマは受け入れられず、ひとり思い悩んで寂しさを募らせ、時にはやるせない苛立ちを爆発させる…。「大嫌い。パパなんか死んじゃえ!」。そう叫びながらも、本当はパパのことが大好きなエマが、幾多の葛藤の果てに気づいた自分の気持ちとは―――。 (公式HP参照)


とんび
5/20-6/7
不朽の名作、重松清「とんび」待望の映画化
阿部寛 × 北村匠海 新たな”とんびと鷹”で贈る、
いつの世も変わることのない親子の絆を描く”家族の物語”
作品紹介
日本一不器用な男・ヤスは、愛する妻・美佐子の妊娠にも上手く喜びを表せない。幼い頃に両親と離別したヤスにとって、“家族”は何よりの憧れだった。時は昭和37年、瀬戸内海に面した備後市。アキラと名付けた息子のためにも、運送業者で懸命に働くヤスだったが、ようやく手にした幸せは、妻の事故死によって脆くも打ち砕かれる。悲しみに沈むヤスだったが、人情に厚い町の人々に叱咤激励され、彼らの温かな手を借りてアキラを育ててゆく。時は流れ、高校3年生になったアキラは、東京の大学を目指し合格を勝ち取る。だが、別居の寂しさを素直に伝えられないヤスは、「一人前になるまで帰って来るな!」とアキラを突き放す。そして昭和63年、久々に再会したヤスと大人になったアキラだったが──。(公式HP参照)


ベルファスト(字幕)
5/20-5/31
1969年、激動の北アイルランド ベルファスト。
僕が生まれ育ったその町には、歌があった、映画があった、家族がいた――
そして、愛に輝く日々があった。


杜人(もりびと) 〜環境再生医 矢野智徳の挑戦
5/27-6/7
豪雨災害を防ぐために 誰もができることがある。
ナウシカのような環境再生医を追いかけたドキュメンタリー。
作品紹介
屋久島の荒波が打ち寄せる浜に、弱ったガジュマルの木が立っている。「屋久島の生態系のエネルギーでやっても追いつかないぐらい、人の負のエネルギーのほうが大きいから、こういう状態になっているんです」
矢野智徳(造園家・環境再生医)が手作業を始める。その作業は大げさなものではない。ノコ鎌でガジュマルの周辺に空気が流れるよう草を払い、海へと流れる水みちに移植ゴテで軽く穴を掘っていく。だが、それだけで淀んでいた水は波紋を描いて流れ出し、ガジュマルは息を吹き返していく。「人間以外の生きものが、ひたすら人間がやっていることを改善している。蝉も、カニも、アリも、健気な存在。人から嫌がられている植物たちも、その植物に合った風を通してやると、とたんにおとなしくなる。そういう意味では、人だけなんですよ」
業界では変わり者と呼ばれながらも、かつての集落では当たり前だった「結(ゆい)」作業で、雨や風、動物たちがすることにならった環境改善のやり方を彼は実践し、伝えていた。それは「大地の再生」と呼ばれ、奇しくも2011年東日本大震災をきっかけに共鳴する人が増えていく。(公式HP参照)


チェリまほ THE MOVIE 〜30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい〜
5/27-6/7
あの扉が再び開く—-
国内外で話題となった大人気ドラマ
「チェリまほ」待望の映画化!


旅のはじまり
6/3-6/7
子どもの居場所は
子どもを守るとは。
家庭環境にめぐまれなかった子どもたちが自立にむけて歩んでいく様子、
それをさせる大人たちに密着取材した。


ふたつの部屋、ふたりの暮らし(字幕)
6/3-6/14
アパルトマン最上階に向かい合うふたつの部屋。
互いを隔てる扉は、やがて社会の障壁となって、ふたりの前に立ちはだかる──
作品紹介
南仏モンペリエを見渡すアパルトマン最上階、向かい合う互いの部屋を行き来して暮らす隣人同士のニナとマドレーヌは、実は長年密かに愛し合ってきた恋人同士。マドレーヌは不幸な結婚の末に夫が先立ち、子供たちもいまは独立し、家族との思い出の品や美しいインテリアに囲まれながら心地よく静かな引退生活を送っている。2人の望みはアパルトマンを売ったお金で共にローマに移住すること。だが子供たちに真実を伝えられないまま、時間だけが過ぎていく。そして突如マドレーヌに訪れた悲劇により、2人はやがて家族や周囲を巻き込んで、究極の選択を迫られることになる。
最愛の人と築き上げた平和な日常が突如崩れ去った時、自らの手で人生を取り戻すべく抗う彼女たちが選んだ答えとは――。(公式HP参照)


カモン カモン(字幕)
6/10-6/21
主演:ホアキン・フェニックス(『ジョーカー』)、監督:マイク・ミルズ(『人生はビギナーズ』)、製作:A24(『ミッドサマー』『ムーンライト』)突然始まった甥っ子との共同生活。
戸惑いと衝突、想定外から生まれた奇跡の日々。
作品紹介
[デトロイト]アメリカ中を回って子供たちにインタビューしているラジオジャーナリストのジョニーは、滞在先のホテルか ら、ロサンゼルスに住む妹のヴィヴに電話をかける。認知症を患っていた母が1年前に逝って以来、疎遠にな っていたふたりだが、ヴィヴはトラブルを抱えた別居中の夫ポールの手助けをするためオークランドに行く 予定で、ジョニーはその間、9歳になる甥のジェシーの面倒を見ることになる。
[ロサンゼルス]ヴィヴの家を訪れたジョニーは、ユニークな性格のジェシーに戸惑いながらも、次第に打ち解け合っていく。 ポールの状態がよくないため、ヴィヴはオークランド滞在を延ばすことになり、仕事のスケジュールが入って いるジョニーは、ニューヨークのアパートにジェシーを連れて戻ることを決める。
[ニューヨーク]ジョニーは、仕事仲間にジェシーを紹介し、ジェシーに音響機器の使い方を教えたり、子供たちへのインタビ ューに同行させたりする。ジェシーは、自分のことをあまり語りたがらないジョニーの私生活やヴィヴとの関 係について質問を投げかける。ジェシーはホームシックにかかり、いらだちをブチまけ、ふたりの間はギクシ ャクする。途方に暮れたジョニーは、ロサンゼルス行きの航空チケットを購入するが、ジェシーはトイレに立て 籠ってしまう。
[ニューオリンズ]ジェシーとスタッフとともに子供たちへのインタビューをするためにニューオリンズにやってきたジョニー。 一方、ジェシーは、自分も父親のようになってしまうのではないかという不安を打ち明けるー(公式HP参照)

パリ13区(字幕・R18+)
6/10-6/21
気軽に人とつながれても、愛を深めるのは簡単じゃない。
SNS時代に生きる未熟な大人たちの、
愛とセックスにまつわるおしゃべり。
作品紹介
コールセンターでオペレーターとして働く台湾系フランス人のエミリーのもとに、ルームシェアを希望するアフリカ系フランス人の高校教師カミーユが訪れる。二人は即セックスする仲になるものの、ルームメイト以上の関 係になることはない。同じ頃、法律を学ぶためソルボンヌ大学に復学したノラは、年下のクラスメートに溶け 込めずにいた。金髪ウィッグをかぶり、学生の企画するパーティーに参加した夜をきっかけに、元ポルノスターでカムガール(ウェブカメラを使ったセックスワーカー)の“アンバー・スウィート”本人と勘違いされ、学内中の冷やかしの対象となってしまう。大学を追われたノラは、教師を辞めて一時的に不動産会社に勤めるカ ミーユの同僚となり、魅惑的な3人の女性と1人の男性の物語がつながっていく。ときに衝動的で、シニカルに、コミカルに、迷いながらも何かを求め続ける大人になれない大人たちの終わらないおしゃべりは、観る者に心地良い喜びを与えてくれる。(公式HP参照)


ツユクサ
6/10-6/28
隕石を見つけた。草笛が吹けた。
どっちも今の私に起きた、小さな奇跡。


手紙と線路と小さな奇跡(字幕・PG12)
6/17-6/28
1988 年、韓国初の民間による駅舎「両元(ヤンウォン)駅」をモチーフに世界で最も小さい駅作りに奮闘した人々の葛藤と交流を描く、感動作。
作品紹介
行き来できる道は線路しかないのに、肝心の駅がない村。今日、大統領府に54通目の手紙を送ったジュンギョンの夢はただ一つ!それは村に駅を作ること。駅なんてとんでもないという原則主義の機関士の父テユンの反対にもめげず、姉ボギョンと村に残り、高校まで往復5時間の通学路を通うジュンギョンは天才的な数学の才能に教師から一目置かれていた。そんなジュンギョンの非凡さを一目で見抜いたクラスメイト、自称“女神(ミューズ)”のラヒと共に説得力のある手紙を書くため正書法の講義、テレビに出て有名になるための“高校生クイズ”、1位の大統領賞獲得に向けた数学大会の受験まで。駅の実現に向けた努力は続くのだが…。(公式HP参照)


リトル・ガール(字幕)
6/17-6/21
洞察に満ちた繊細なカメラで捉える、 家族の喜びの瞬間、直面する多くの課題―――幼少期の“性別の揺らぎ”に対する認知と受容を喚起する貴重なドキュメンタリー。


メイド・イン・バングラディッシュ(字幕)
6/24-6/28
世界の繊維産業を支えるバングラデシュ。
国内の縫製工場労働者の80%が女性で平均年齢は25歳。その過酷な労働環境と低賃金に、たったひとりの女性が立ち向かう


水俣曼荼羅
6/24-7/5
3 部構成、上映時間 372 分 原一男監督の最高傑作にして、ドキュメンタリ ーの凄みと興奮に満ち満ちた新境地
※鑑賞料金:一律3,900円、休憩2回含めて約7時間となります。
作品紹介
【第1部】病像論を糾す 川上裁判によって初めて、国が患者認定制度の基準としてきた「末梢神経説」が否定され、「脳の中枢神経 説」が新たに採用された。 しかし、それを実証した熊大医学部浴野教授は孤立無援の立場に追いやられ、国も県も判決を無視、依然と して患者切り捨ての方針は変わらなかった。
【第2部】時の堆積 小児性水俣病患者・生駒さん夫婦の差別を乗り越えて歩んできた道程、胎児性水俣病患者さんとその家族 の長年にわたる葛藤、90 歳になってもなお権力との新たな裁判闘争に賭ける川上さんの、最後の闘いの 顛末。
【第3部】悶え神 胎児性水俣病患者・坂本しのぶさんの人恋しさと叶わぬ切なさを伝えるセンチメンタル・ジャーニー、患者 運動の最前線に立ちながらも生活者としての保身に揺れる生駒さん、長年の闘いの末に最高裁勝利を勝ち 取った溝口さんの信じる庶民の力、そして水俣にとって許すとは?翻る旗に刻まれた怨の行方は? 水俣の 魂の再生を希求する石牟礼道子さんの“悶え神”とは?(公式HP参照)


パーフェクト・ノーマル・ファミリー(字幕・PG12)
5/6-6/2
ある日突然、両親から離婚を告げられた娘たち。
そして大好きなパパが女性になった…。
10代の多感な少女の視点で描く、爽やかで心温まる家族の物語
作品紹介
デンマークの郊外で暮らすエマは、地元のサッカークラブで活躍する11歳の女の子。幸せな家庭で充実した日々を送っていた。ところがある日突然、両親から離婚すると告げられたことで彼女の日常が一変する。しかも離婚の理由は「パパが女性として生きていきたい」だった…。ホルモン治療によって日に日に女性らしくなるパパのトマスが、やがて性別適合手術を受けるという現実をエマは受け入れられず、ひとり思い悩んで寂しさを募らせ、時にはやるせない苛立ちを爆発させる…。「大嫌い。パパなんか死んじゃえ!」。そう叫びながらも、本当はパパのことが大好きなエマが、幾多の葛藤の果てに気づいた自分の気持ちとは―――。 (公式HP参照)


ザ・フューチャー(字幕)
5/6-6/2
わたし35歳。彼とは同棲4年目
心地よくてそれなりに
幸せな生活に訪れた小さな小さな変化
それはケガをした猫”パウパウ”との出会いだった
作品紹介
ケガをした猫、パウパウをシェルターから迎えるまでの30日間、ふたりの生活は緩やかに変わっていく。仕事を辞め、インターネットを解約する。ソフィーは〈30日で30ダンス〉を創ることを決め、ジェイソンは〈地球を守る〉と木を売り歩く。しかし、すぐにソフィーは気がつく。わたしは何もできずに立ち止まったままだった。漠然とした焦燥感がぬぐえない毎日。そんな時に出会った、もうひとりの彼。彼といると何も成し遂げなくていいように思え、心が軽くなった。そして、わたしは部屋を出たーーー。
製作:2011年 ドイツ・アメリカ合作
監督:ミランダ・ジュライ
出演:ハミッシュ・リンクレイター、ミランダ・ジュライ、デビッド・ウォーショフスキー、他
上映時間:91分
バージョン:字幕版


凪の海
6/3-6/30
私は、海が嫌いだ。私は、海が好きだ。だって全てを奪うから。だって全てを生かすからー
作品紹介
このままじゃ窒息しそうだ——
宇和海と山に挟まれた小さな集落から、東京へ飛び出していった圭介。
ミュージシャンになるはずが大した成果も上がらないまま、
ズルズルと10年が経っていた。
ある日、田舎からの一本の電話が入る。
漁に出たまま行方不明になっていた兄の、葬式をあげることになったという。
帰郷を渋る圭介。
「ミュージシャンとして東京で成功している」と、皆に嘘をついていたからだった。
遅参した圭介を待っていたのは、兄の死で独りになった父、元妻ながら葬式を手伝いに戻って来た沙織。最後に兄を目撃したという同級生の洋、そして、洋の妹で足の悪い凪とふるさと蔣淵(こもぶち)の海だった。
(公式HP参照)


クローンは故郷をめざす
6/3-6/30
作品紹介
作業中に殉職した宇宙飛行士、高原耕平は合法的にクローンとして蘇るが、記憶障害のために、少年期の記憶を持ったまま再生されてしまう。彼にはかつて子供の頃に、自分の過ちのために事故死させてしまった双子の弟がいた。公平の妻時枝は、心の傷を抱えたまま整然とかわらぬ容姿で帰ってきた夫に、戸惑い、その現実を受け入れることに対し葛藤するが、やがてその存在を愛おしみ、受け入れていくことになる。そんな中、記憶の混乱が生じた耕平は、病院を抜け出し、かつて家族で暮らした故郷を目指して歩み始める。そこで彼が見たものは・・・。自主映画で高評価を受けてきた中嶋莞爾監督が、06年サンダンス・NHK国際映像作家賞を受賞した自身の脚本を、及川光博主演で映画化。同賞の審査員だったビム・ベンダースがエグゼクティブ・プロデューサーを務める。(公式HP参照)
2008年製作/110分/日本
配給:アグン・インク


ヘィ!ティーチャーズ!(字幕)
近日公開
教えるってなに?学ぶってなに?
ロシアのとある地方都市、
ここには〈教育〉が抱える問題の縮図があるーー