水俣曼荼羅


水俣曼荼羅
6/24-7/5
3 部構成、上映時間 372 分 原一男監督の最高傑作にして、ドキュメンタリ ーの凄みと興奮に満ち満ちた新境地
※鑑賞料金:一律3,900円、休憩2回含めて約7時間となります。
作品紹介
【第1部】病像論を糾す 川上裁判によって初めて、国が患者認定制度の基準としてきた「末梢神経説」が否定され、「脳の中枢神経 説」が新たに採用された。 しかし、それを実証した熊大医学部浴野教授は孤立無援の立場に追いやられ、国も県も判決を無視、依然と して患者切り捨ての方針は変わらなかった。
【第2部】時の堆積 小児性水俣病患者・生駒さん夫婦の差別を乗り越えて歩んできた道程、胎児性水俣病患者さんとその家族 の長年にわたる葛藤、90 歳になってもなお権力との新たな裁判闘争に賭ける川上さんの、最後の闘いの 顛末。
【第3部】悶え神 胎児性水俣病患者・坂本しのぶさんの人恋しさと叶わぬ切なさを伝えるセンチメンタル・ジャーニー、患者 運動の最前線に立ちながらも生活者としての保身に揺れる生駒さん、長年の闘いの末に最高裁勝利を勝ち 取った溝口さんの信じる庶民の力、そして水俣にとって許すとは?翻る旗に刻まれた怨の行方は? 水俣の 魂の再生を希求する石牟礼道子さんの“悶え神”とは?(公式HP参照)