ShariShari ©2020 吉開菜央 photo by Naoki Ishikawa

Shari

2/18-3/3

最北の地、知床・斜里-Shari-の、

摩訶不思議なほんとのはなし!

作品紹介

日本の最北に位置する知床半島。世界自然遺産に登録されたこの土地は、自然に恵まれ希少な野生動物が生態系を育む神秘の地として知られ、冬にはオホーツク海に流れ着く流氷を見に多くの観光客が押し寄せる。だが2020年冬、なぜかこの年は雪が全然降らない。流氷も、なかなか来ない。地元の人に言わせれば、「異常な事態」が起きている。知床・斜里町にやってきた撮影隊は、ここで暮らす個性豊かな人々を訪ね歩く。羊飼いのパン屋、鹿を狩る夫婦、海のゴミを拾う漁師、秘宝館の主人、家の庭に暮らすモモンガを観察する人。そして雪のなかを歩きまわる赤いやつ。そいつは言葉を発することなく、熱源のような空気を身にまとい、厳しい自然環境に住む動物たちと出会い、痕跡を残していく。人間には姿を見せないかと思いきや、突如子供たちの目の前に現れ、相撲を取ろうと誘い出す。ダンサー、振付家でもある、気鋭の映画作家・吉開菜央の初長編『Shari』は、斜里町で起きた数奇な出来事を、映画ならではのフィクションを交えて紡ぎ上げた。これは、自然・獣・人間がせめぎあって暮らす斜里での、摩訶不思議なほんとのはなし。(作品資料参照)

製作:2021年 日本
監督:吉開菜央
斜里町の人々 海 山 氷 赤いやつ
上映時間: 63分