ホドロフスキーのDUNE【日本語字幕版】

上映期間|11月8日(金)〜11月13日(水)※6日間限定 

【INTRODUCTION】
これは、世界を変えた未完の大作をめぐる、あなたに勇気を与える映画。本作は、世界中に熱狂的なファンを持つ映画作家アレハンドロ・ホドロフスキー(95歳)未完の大作の製作過程を追ったドキュメンタリー『ホドロフスキーのDUNE』。

『デューン砂の惑星』は、アメリカの作家フランク・ハーバードが1965年に発表したSF小説。

物語の複雑さ重厚さにより映像化が困難とされていましたが、今回4Kリマスター版が上映されるデヴィッド・リンチ制作の『DUNE/砂の惑星』が84年に公開されました。そして、批評家からの評価も高いドゥニ・ヴィルヌーヴの『DUNE/デューン砂の惑星』が21年に、『デューン砂の惑星 PART2』が24年に公開され、現在26年の公開に向けPART3を制作中。

そんなヴィルヌーヴ作品のヒットもあり話題となっている『DUNE/砂の惑星』の映画化にはじめて挑んだのが、チリの映画監督でカルト界の巨匠アレハンドロ・ホドロフスキー(95歳)である。

ヴィルヌーヴは、当初ホドロフスキーが映画の音楽に依頼しているピンク・フロイドを『デューン』の予告編に使用し、ホドロフスキーのプロジェクトのために作られたH・R・ギーガーのデザインを彷彿とさせる視覚的要素がいくつか組み込まれるなど『ホドロフスキーのDUNE』から影響を受けている。またヴィルヌーヴに限らずその後の映画業界にも多大なる影響を与えたことはよく知られている。ヴィルヌーヴの『砂の惑星』が公開後、映画を鑑賞したホドロフスキーは「予告編は非常に良く出来ているが、いわゆる商業映画で作家映画とは違うものだ」とウェブサイトIndie Wireで語っている。

本作は、映画史上最も有名な‟実現しなかった映画”そしてもし実現していたとしたら傑作として語られたであろうホドロフスキー版『DUNE』。劇中、未完の映画をめぐるホドロフスキーの溢れる創造性と失敗さえもユーモアに変えてしまう姿は、きっと今のあなたに勇気と力を与えてくれるに違いない。

作品情報プロデューサー/監督:フランク・パヴィッチ
プロデューサー:スティーヴン・スカルラタ
プロデューサー:トラヴィス・スティーヴンス
製作総指揮:ドナルド・ローゼンフェルト
共同プロデューサー:ミシェル・セドゥー
撮影監督:デイヴィッド・カヴァロ
編集:アレックス・リッチアーディ、ポール・ドカティ作曲:カート・ステンゼル
制作・音声スーパーバイザー:デーモン・クック
音響スーパーバイザー:ジェシー・フラワー=アンブロッチアニメーター:シド・ガロン

3Dアニメーション:ポール・グリズウォルド
(2013 年/アメリカ/90 分/英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語/カラー/16:9/DCP)
© 2013 CITY FILM LLC, ALL RIGHTSRESERVED
出演アレハンドロ・ホドロフスキー
ミシェル・セドゥー
H・R・ギーガー
クリス・フォス
ブロンティス・ホドロフスキー
リチャード・スタンリー
デヴィン・ファラシ
ドリュー・マクウィーニー
ゲイリー・カーツ
ニコラス・ウィンディング・レフン
ダイアン・オバノン
クリスチャン・ヴァンデ

ジャン=ピエール・ビグナウ
公式サイトhttps://www.uplink.co.jp/dune/