遠い山なみの光

上映期間|10月17日(金)〜11月5日(水) 

【INTRODUCTION】

第78回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門出品決定!

原作 カズオ・イシグロ×監督 石川慶×主演 広瀬すず で描くヒューマンミステリー!

 2017年にノーベル文学賞を受賞し、「日の名残り」「わたしを離さないで」など、映画化作品でも非常に高い評価を受ける作家カズオ・イシグロが、1982年に綴り王立文学協会賞を受賞した長編小説デビュー作品「遠い山なみの光」。自身の出生地長崎を舞台として繰り広げられる本作は、戦後間もない1950年代の長崎、そして1980年代のイギリスという、時代と場所を超えて交錯する“記憶”の秘密を紐解いていくヒューマンミステリー作品だ。

監督を務めるのは石川慶。『ある男』で、第46回⽇本アカデミー賞最優秀作品賞含む最多8部⾨受賞という快挙を達成し、国内外で高く評価された。

【STORY】

 日本人の母とイギリス人の父を持ち、ロンドンで暮らすニキ。大学を中退し作家を目指す彼女は、執筆のため、異父姉の死以来、足が遠のいていた実家を訪れる。母の悦子は、長崎で原爆を経験し、戦後イギリスに渡ってきていたが、ニキは母の過去を何一つ聞いたことがない。夫と長女を亡くし、想い出の詰まった家で一人暮らしていた悦子は、ニキと数日間を共にする中で、最近よく見るという、ある「夢」について語り始める。それはまだ悦子が長崎で暮らしていた頃に知り合った、佐知子という女性と、その幼い娘の夢だった―。

作品情報■原作:「遠い山なみの光」カズオ・イシグロ/小野寺健訳(ハヤカワ文庫)
■監督・脚本・編集:石川慶 『ある男』

■製作幹事:U-NEXT ■制作プロダクション:分福、ザフール
■共同制作:Number 9 Films、Lava Films   ■配給:ギャガ  ■上映時間:123分
■コピーライト:©2025 A Pale View of HIlls Film Partners
出演■出演:広瀬すず、二階堂ふみ、吉田羊、カミラ・アイコ、松下洸平、三浦友和
公式サイトhttps://gaga.ne.jp/yamanami/