トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代

上映期間|6月21日(金)〜7月3日(水) 


【INTRODUCTION】
なぜ今! 加藤和彦のことを語るのか?!
日本の音楽史を変えた先駆者、加藤和彦にフォーカスした
初めてのドキュメンタリー映画
まだネットも SNS もなかった時代。若者世代が支えていた深夜ラジオから、日本全国へ人気が広まったザ・ フォーク・クルセダーズの一員。ピンク・フロイドやロキシー・ミュージックを手掛けた新進気鋭のプロデューサ ー、クリス・トーマスが自らプロデュースしたいと名乗り出て日本よりも先にイギリスで評価されたサディステ ィック・ミカ・バンドのリーダー。高橋幸宏、坂本龍一、細野晴臣らの YMO メンバーの参加を得て、加藤和彦 作品の金字塔と呼ばれたヨーロッパ三部作に代表されるソロアーティスト。作曲家、プロデューサー、アレン ジャーの幾つもの顔を持ち、手掛けたアーティスト、楽曲は数えきれない。いつの時代も必ず一歩先にいた音 楽家、それ故に後年悩みも深かった加藤和彦の、輝かしい軌跡を追う世界初のドキュメンタリー映画がつい に完成した。

同じものは作らないをモットーに
ジャンルも多岐に渡る、加藤和彦の功績に迫る フォーク、ロック、ボサ・ノヴァ、トロピカル・サウンド、レゲエ、タンゴなど、時代時代に敏感に、誰よりも深く研 究し取り入れていた加藤。その楽曲の幅広さ、意外性は一人の音楽家の手によるものとは気がつかないか もしれない。本作では、加藤の人生、生きた時代を捉えながら、加藤にどのような変化があったのかを、関係 者らの証言や当時の貴重な映像で紐解いていく。どこか飄々と時代を先取りしていた天才的な音楽家、加藤 和彦のことを深く知ってほしい。

胸に響く音楽とは……
歌い継がれていくことで時代を超えて愛される、名曲の数々
加藤和彦はその功績を知れば知るほど興味深い人物だった。今まで、もっと語られるべきでありながら、実 はあまり語られていない。この映画は、高橋幸宏の加藤和彦に対する想いがきっかけとなり、『音響ハウス Melody-Go-Round』の相原裕美監督の呼びかけで映画の企画がスタート。本作では、彼の曲を愛する若 い世代のアーティスト達が Team Tonoban(加藤和彦トリビュートバンド)を結成、名曲「あの素晴しい愛を もう一度」を新たにレコーディング、その模様も描かれており、歌い継がれていくこと、語り継がれていくこと の大事さをスクリーンに映し出している。

作品情報企画・構成・監督・プロデュース:相原裕美
制作:COCOON 配給・宣伝:NAKACHIKA PICTURES
協賛:一般社団法人MAM
c2024「トノバン」製作委員会
2024年|日本|カラー|ビスタ|Digital|5.1ch|118分
出演きたやまおさむ 松山猛 朝妻一郎 新田和長 つのだ☆ひろ 
小原礼 今井裕 高中正義 クリス・トーマス 泉谷しげる 坂崎幸之助 
重実博 コシノジュンコ 三國清三 門上武司
高野寛 高田漣 坂本美雨 石川紅奈(soraya) 他
ARCHIVE
高橋幸宏 吉田拓郎 松任谷正隆 坂本龍一 
他(順不同)
公式サイトhttps://tonoban-movie.jp/