グリーフケアの時代に

上映期間|2月16日(金)〜2月21日(水)※6日間限定


もしもあなたが… 大切な存在を失ってしまったら… そのとき、どうしますか? グリーフとは、悲嘆、深い悲しみのこと。 大切なものを失い、嘆き悲しむ渦中にいる人が、立ち直っていけるように支援するのが、グ リーフケアです。 今日の社会は、核家族化、コロナ禍が一気に推し進めたコミュニケーション手段の変化、個 人主義、情報管理など、便利・効率化が進んだ。それに伴い、人の孤立化が進んだと言える。 気が付けば、誰かに相談したくても、「会って話す」時間は激減。だがニュースは、社会不 安や事件・事故などの情報は日々絶え間なく内外から届き、孤独な心を侵食してゆく…。そ のような社会情勢の中で、“グリーフケア”という言葉に注目が集まり始めた。それはなぜ か?どんな言葉で、何を意味するのか?グリーフケアに取り組む人々の取材を中心に、その 基礎的な理解を得て、様々な視点から「いま、求められている理由」を解き明かしてゆきたい。

この映画のお話をいただいたとき、私は大切な人を亡くし、心に大きな穴が開いていた。 大き過ぎる悲嘆をくぐり抜けた方々の声に耳を傾け、言葉を紡ぐうちに、いつしかその穴に 清涼な風が吹き抜けていた。それが、「グリーフケア」だったのだろう。 ドキュメンタリーディレクター 中村 裕

この映画のナレーションをさせて頂けることに感謝です。 私自身も鬱病を体験し、夫や 子供たちに助けられた一人ですし、また、東日本大震災で悲嘆に暮れる方々と いっぱい接 して来て、これまで、何も知らずやってきたチャリティーですけれど、何が一番大事なのか、 この映画を見て知った気がしました。 寄り添う、黙って話を聴く、肩を抱いて、背中をさ すって、共に涙を流すことの大事さ、、、 本当にありがとうございます。
グリーフケア ー 人に優しい社会であってほしいです。 音無美紀子

作品情報構成・編集・監督:中村裕 語り:音無美紀子 プロデユーサー:益田祐美子、伊豆田知子 撮影:高橋秀典 音楽:日景健貴 共同プロデユーサー:志賀 司 制作:スローハンド 製作協力:日本デジタル配信 宣伝:ワーリンク 配給:平成プロジェクト

協力:(一財)冠婚葬祭文化振興財団、(一社)全日本冠婚葬祭互助協会、アウラ、マウンテ ンゲート、(一社)日本グリーフ専門士協会、上智大学、セレモニー、サンレー 協賛:メモリード、サンセルモ、ウェルリンク、くらしの友、レクスト

本編:78 分/画角:1998×1080 ビスタサイズ/アスペクト比:1.78:1/音声仕様:2ch/Grief Care
出演出演:三井祐子、井手敏郎、金田諦應、島薗進、本郷由美子、佐久間庸和 他
公式サイトhttps://grief-care-movie.com/