『裸足になって』(字幕)

上映期間|9月29日(金)〜10月18日(水)


【INTRODUCTION】

全身全霊のダンスがあなたに語りかける
悲しみ、怒り、喜び、祈り—

抑圧された社会の中で、手を取り合う女性たちの関わり合いを通じて、人間の深い慈愛と湧き溢れる生命力を瑞々しく描き出し、手話とダンスで表現することの自由と美しさを力強く訴えかける。

本作を手掛けたのは第72回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品された『パピチャ 未来へのランウェイ』のムニア・メドゥール監督。製作総指揮は『コーダ あいのうた』でろう者の俳優として初めてのアカデミー助演男優賞を受賞したトロイ・コッツァーが務める。主人公フーリアを体当たりで演じたのは、アルジェリア出身の期待の新星リナ・クードリ。あたたかな陽光が降り注ぐ極上の一本が、あなたの五感と心を解放する。

【STORY】

夢と声を奪われた少女の再生の物語

北アフリカのイスラム国家、アルジェリア。内戦の傷が癒えきらぬ不安定な社会の中でバレエダンサーになることを夢見るフーリアは、貧しくもささやかな生活を送っていた。しかしある夜、男に階段から突き落とされ大怪我を負い、踊ることも声を出すこともできなくなってしまう。すべてを失い、死んだも同然の抜け殻となったフーリア。そんな失意の中、彼女がリハビリ施設で出会ったのは、それぞれ心に傷を抱えたろう者の女性たちだった。「あなたダンサーなのね。わたしたちにダンスを教えて」その一言から始まったダンス教室で、また再び“生きる”情熱を取り戻していく―

作品情報■製作総指揮:トロイ・コッツァー 『コーダ あいのうた』
■監督: ムニア・メドゥール 『パピチャ 未来へのランウェイ』
■原題:HOURIA/99分/フランス・アルジェリア/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/
字幕翻訳:丸山 垂穂
出演 リナ・クードリ、ラシダ・ブラクニ、ナディア・カシ
公式サイトhttps://gaga.ne.jp/hadashi0721/