上映期間｜１月２６日（金）〜１月３１日（水）※1週間限定
【INTRODUCTION】
99%のお産が病院やクリニックといった医療施設で行われている日本で助産所や自宅での出産という「1%の選択」をした4人の女性と彼女たちをサポートする助産師の日々をみつめたドキュメンタリー
あまり知られていない助産所という場所。そこでは助産師が医療機関と連携し、妊娠、出産、産後と子育ての始まりまで、一貫して母子をサポートしています。健診のたびに顔をあわせ、お腹にふれ、何気ない会話を交わす。妊婦と助産師はささやかな時間を積み重ね、信頼関係を築き、命が生まれようとする“その時”をともに待ちます。
初めておさんに挑む人、予定日を過ぎても生まれる気配のない人、自宅での出産を希望する人、コロナ禍に病院での立ち会い出産が叶わず転院してきた人。都内にある２つの助産所を舞台に4人の女性のお産を撮影したのは、本作が初監督作品となる吉田夕日。第１子を病院で、第2子を助産所で出産した経験から、助産師の世界をもっと知りたいと本作の制作を決意しました。
この映画で描かれるのは助産所や自宅での自然分娩です。しかし、大切なのは場所や方法を問わず、命を産み、育てようとする女性のそばに信頼できる誰かがいる、ということ。近年、さまざまな理由により、お産の取り扱いをやめる助産所が増えています。社会が多様化し、選択肢がひろがる一方で、失われつつある“命の風景”をみつめた4年間の記録です。
| 作品情報 | 監督・撮影・編集：吉田夕日 出演： 渡辺愛（つむぎ助産所）、神谷整子（みづき助産院） 撮影：伊藤加菜子 音楽：高田明枝（作曲）、布谷史人（演奏） サウンドエディター：井上久美子 製作：SUNSET FILMS 後援：公益社団法人日本助産師会 宣伝デザイン：中野香 配給・宣伝：リガード 2023/日本/106 分/DCP/ドキュメンタリー ©2023 SUNSET FILMS |
| 出演 | 渡辺 愛(つむぎ助産所)、神谷整子(みづき助産院)、菊田冨美子、飯窪 愛、山本宗子、平塚克子 |
| 公式サイト | https://josan-movie.com |