『映画(窒息)』

上映期間|12月8日(金)〜12月20日(水)


【INTRODUCTION】
息もつまるディストピアに生きる人々の欲望が世界を破滅させる

ここは森の中にある廃墟のような建物。言葉もない世界でひとりの女が生活してる。罠を張り獲物を狩り、それを喰う。たまには毒キノコに当たったりもする。体は川で洗い、その川から水を引く。そんな日常に山賊の男たちが現れ女を蹂躙する。そして若い男との邂逅—ここから人々の欲望はエスカレートし、世界が変わっていく…。

人間の欲望の変遷をモノクロ画面とSF的暗黒世界として描くまったく新しい映画が誕生しました。

主演には数々のインディペンデント映画で活躍する和田光沙、女に囲われる若い男にはモデルとしても活躍する飛葉大樹、山賊リーダーに仁科貴、そして旅の行商人にベテラン寺田農がそれぞれ脇を固めている。監督は『いつかのふたり』に続き2作目となる長尾元。今回は前作とは全く違う切り口で自らのオリジナル作品に挑戦しました。

【STORY】
廃墟のような建物に住む一人の女(和田光沙)。言葉のない世界で原始的な自給自足の生活。狩猟で蓄えた食料を行商人(寺田農)と物々交換したり、女の体と食料を目当てに来た山賊(仁科貴)に襲われたりするが、そんな不測の事態にもめげることなくたくましく生きている。ある日女の仕掛けた罠に一人の若い男(飛葉大樹)が掛かっていた。女は彼を家に連れて行くと、何故か女になつく若い男。女も情が移ったのか、二人は共同で生活し始める。そんな日常が続く中だんだんと人間の欲望の姿が明らかになっていく。暴力・セックス・食欲等々……そして世界は崩壊に向かって動き始める…。

作品情報監督・脚本:長尾元
プロデューサー:棚橋公子  監督・脚本:長尾元
 撮影:高橋草太 照明:梶本康平 録音:有国浩 スタイリスト:加納茉季
ヘアメイク:藤原玲子 編集:片岡葉寿紀 アクションコーディネーター:根本大樹スチール:柴田晃宏 キャスティング:北田由利子 
©2022「映画(窒息)」製作委員会  
配給:トラヴィス
(2022年/日本/モノクロ//DCP/108分/ユニビジウム/ステレオ)
出演和田光沙 飛葉大樹 
仁科貴 田嶋悠理 仁木紘
寺田農
公式サイトhttps://tissoku.com/