上映期間|4月21日(金)〜4月25日(火)※5日間限定
■あらすじ概要
3.11からコロナ禍まで たくさん笑って たくさん泣いて こころを紡ぐ⺠宿「つなかん」の物語 震災によって生まれた「絆」のその先には 誰かが誰かを思う気持ちが溢れていました
宮城県気仙沼市唐桑半島 鮪立(しびたち)。美しい入江を見下ろす高台に⺠宿「唐桑御殿 つなかん」はあります。 100 年続く牡蠣の養殖業を営む菅野和享さんと一代さん夫妻は、東日本大震災当時、津波により浸水した自宅 を補修し、学生ボランティアの拠点として開放、半年間で延べ 500 人を受け入れて きました。若者たちに「つなかん」と呼ばれたその場所は夫妻の「皆がいつでも帰っ てこられるように」との思いから、2013 年の秋に⺠宿に生まれ変わります。女将と なった一代さんは、自慢の牡蠣やワカメを振る舞い、土地の魅力を自ら発信。そんな 「つなかん」に引き寄せられるかのように、次々とこの地に移り住む元ボランティ アの若者たち。彼らは海を豊かにする森を育てたり、漁師のための早朝食堂を営ん だり、移住者のサポート体制を整えたりと、地域に根ざしたまちづくりに取り組み 始めます。復興のその先を見つめる一代さんと若者たち。そんなある日、海難事故が 発生。養殖業を廃業し、閉じこもりがちになった一代さんを思い、全国各地から「つ なかん」に集まってくる元ボランティアや仲間たち。涙なみだの時を経て、⺠宿は再 開。いつしか若き移住者たちは新しい命を授かり、地域を担う立場となっていきま す。そして、コロナ禍による⺠宿存続の危機の中で迎えた 2021 年3月 11 日。震災から 10 年という節目を機に、一代さんは大きな一歩を踏み出そうとしていました。
「つなかん」で積み重ねられる年月を 10 年以上にわたり記録したのは、当時テレビ報道の現場にいた現役デ ィレクターの風間研一(本作初監督)。語りを菅野夫妻と親交があり、現在も気仙沼に通い続ける俳優の渡辺謙が担当し、音楽を気仙沼出身・仙台在住で、みなと気仙沼大使も務めるジャズピアニスト・ 岡本優子が書き下ろした。また、糸井重里や伊達みきお(サンドウィッチマン)など、つな かんや気仙沼にゆかりの深い人々も登場する。全国ニュースで放送され多くの反響を呼 んだ一代さんの物語に新たなシーンを加えた待望の映画化。
作品情報 | 語り 渡辺謙 / 監督 風間研一 / 音楽 岡本優子 ゼネラルプロデューサー 齋藤隆平 / プロデューサー 柴﨑木綿子 / 編集 井上秀明 製作著作:文化工房 / 配給宣伝協力 ウッキー・プロダクション / 宣伝協力 リガー 2023 年/115 分/16:9/カラー/DCP/日本/ドキュメンタリー / ©2023 bunkakobo /文部科学省選定(⻘年向き、成人向き) |
公式サイト | https://tuna-kan.com/ |