特集上映「映画監督ヤン ヨンヒと家族の肖像」

上映期間|9月29日(金)〜10月3日(火)


【イントロダクション】
あの家族の物語がデジタル・リマスタリングで蘇る 『ディア・ピョンヤン』『愛しきソナ』『スープとイデオロギー』ドキュメンタリー3部作一挙上映

家庭用ビデオカメラで撮影した作品がデジタル・リマスタリングで蘇る幸せに胸が震えている。 「長く生き残る作品になりますように」と願いながら撮影し編集した。 主人公のアボジは亡くなり、ソナとも会えなくなった。 しかしあの日のアボジ、あの時のソナを消すことはできない。 その一瞬一瞬が歴史なのだから。 ———— ヤン ヨンヒ

『ディア・ピョンヤン』

父と娘の悲喜こもごも
最も理解しがたい最愛の父と私の 10 年間。「父ちゃんの映画作ってんねん」「ア ホちゃうか!」愉快で壮絶な父娘のバトルに世界中が泣いて笑った。朝鮮総連の 幹部である実父を愛ある視点で追い続けたヤン ヨンヒの原点にして大傑作!

『愛しきソナ』

北朝鮮で暮らす幼い姪を映す 愛する人たちが暮らすその地を想う時、私の心はいつも引き裂かれる。帰国事業に より北朝鮮に移り住んだヤン ヨンヒの 3 人の兄。そこで生まれ育った姪のソナ。 北朝鮮政府から入国禁止を言い渡されながら、愛する兄とソナへ 15 年の想いを込 め作り上げた感動の 1 本。

『スープとイデオロギー』

母と新しい家族とを紡ぐ ついに母が教えてくれた、おいしいスープのレシピと「済州4・3事件」の実体 験。頑なに“北”を信じ続けてきたのか母が娘にはじめて打ち明けた壮絶な秘密。 そして、新しい家族との出会い。「思想や価値観が違っても、一緒にごはんを食 べよう。殺し合わず、共に生きよう。」

作品情報『ディア・ピョンヤン』 *デジタル・リマスタリング版日本初上映
2005年|日本|108分|(C)PLACE TO BE, Yang Yonghi
監督・脚本・撮影・ナレーション:ヤン ヨンヒ 編集:中牛あかね 
デジタル・リマスタリング版 製作:PLACE TO BE
プロデューサー:荒井カオル テクニカルプロデューサー:ベクホ・JJ
Cooperated with: MOVIE LINE, NEW ID, GUARDIAN, WHO BAN Works, Passo Passo

『愛しきソナ』 *デジタル・リマスタリング版日本初上映
2009年|韓国・日本|82分|(C)PLACE TO BE, Yang Yonghi
監督・脚本・撮影・ナレーション:ヤン ヨンヒ 編集:ベクホ・JJ 
デジタル・リマスタリング版 製作:PLACE TO BE
プロデューサー:荒井カオル テクニカルプロデューサー:ベクホ・JJ
Cooperated with: MOVIE LINE, NEW ID, GUARDIAN, WHO BAN Works, Passo Passo

『スープとイデオロギー』
2021年|韓国・日本|118分|(C)PLACE TO BE, Yang Yonghi
監督・脚本・ナレーション:ヤン ヨンヒ 撮影監督:加藤孝信 編集・プロ
デューサー:ベクホ・JJ 
エグゼクティブ・プロデューサー:荒井カオル 製作:PLACE TO BE 共同制
作:navi on air
公式サイトhttps://soupandideology.jp/familytrilogy