上映期間|12月12日(金)〜12月24日(水)



© 2021 2647287 Ontario Inc. for Compy Films Inc.
【INTRODUCTION】
世界の映画祭を席巻! カナダで絶賛された小説を、ドキュメンタリー出身監督が映画化
監督を務めたのは、ドキュメンタリーの名手であるシャシャ・ナカイとリッチ・ウィリアムソン。2016 年に共同で制作した
『Frame394』 (日本未公開)は第 89 回米国アカデミー賞の短編ドキュメンタリー賞のショートリストにも選出された。本作はカ
ナダの作家キャサリン・エルナンデスが実体験をもとに執筆したデビュー小説『Scarborough』(未訳)を自ら脚本化し、2人に
持ち込んだことから制作がスタート。2人にとって初の劇映画である本作はカナダ・アカデミー賞で 11 部門ノミネート、8 部
門を受賞。国内外の映画祭で 20 もの賞を獲得する快挙を成し遂げた。
社会の片隅に生きる人々を通して、世界の現実(いま)を映し出す― ―
本作のアンサンブルキャストには物語の舞台であるスカボロー出身の俳優も多く含まれており、そのほとんどは演技未経験であ
った。主役に抜擢されたのは、本作でスクリーンデビューを果たした3人の子どもたち。彼らの驚くほど自然で純真な演技が観
客の心を打ち、作品に命を吹き込んでいる。現代社会が抱える多様な問題を提起しながらも、人々の希望やコミュニティの美し
さを温かく描いた傑作が誕生した。
【STORY】
多様な文化を持つ人々が多く暮らす、カナダ・トロント東部に位置するスカボロー。そこに暮らす3人の子どもたち。精神疾患
を抱えた父親の暴力から逃げるようにスカボローにやって来たフィリピン人のビン。家族4人でシェルターに暮らす先住民の血
を引くシルヴィー。そしてネグレクトされ両親に翻弄され続けるローラ。そんな彼らが安心して過ごせる場所は、ソーシャルワ
ーカーのヒナが責任者を務める教育センターだった。厳しい環境下で生きながらも、ささやかなきずなを育んでいく3人だった
のだが…。
| 作品情報 | 監督:シャシャ・ナカイ、リッチ・ウィリアムソン 原題:Scarborough|カナダ|2021年|138分|カラー|英語|スコープ|5.1ch|G 日本語字幕:島﨑あかり|後援:カナダ大使館|配給・宣伝:カルチュアルライフ © 2021 2647287 Ontario Inc. for Compy Films Inc. 2025年11月7日より、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺、シアター・イメージフ ォーラムほか全国順次ロードショー |
| 出演 | 出演:リアム・ディアス、エッセンス・フォックス、アンナ・クレア・ベイテル 他 |
| 公式サイト | https://culturallife.co.jp/bokuranoibasho |