上映期間|1月30日(金)〜2月11日(水)



【INTRODUCTION】
脚本・監督を務めた中野は、最新作に込めた想いを、
「『面白い映画を作ったので観て!』と、自信を持って言いたくて、脚本から仕上げまで、真摯にこだわり抜いて作り上げました。」と熱意を語り、「自分の身にも起こるかもしれない話です。もしかしたら、この映画は、【明日のあなたの真実】になるかもしれません。」と語っています。
原作者である村井氏は映画化発表に伴い、兄に向けての手紙のようなコメントを発表。「兄ちゃん、あの日からもう5年。とうとう映画が完成しました。映画が大好きだった兄ちゃんに見てもらえないのが残念だけれど、素晴らしい作品に仕上がっていました。」から始まるコメントは、「まさか自分のことが映画になったなんて知る由もない兄ちゃん、天国の両親と穏やかな時間を過ごしていてください。いつか私もそちらに行きます。そしたらもう一度、四人家族をやり直そう。」と結ばれています。
兄の死によって再会した家族が、後始末をしながらもう一度家族を想いなおす、てんてこまいな4日間。エンドロールで誰もが自分の家族を思い出す、大切な人に自分の気持ちを伝えたくなる、温かな希望溢れる映画がこの秋誕生します。
【STORY】
作家の理子は、突如警察から、兄の急死を知らされる。兄が住んでいた東北へと向かいながら、
理子は兄との苦い思い出を振り返っていた。警察署で7年ぶりに兄の元嫁・加奈子と娘の満里奈、
一時的に児童相談所に保護されている良一と再会、兄を荼毘に付す。
そして、兄たちが住んでいたゴミ屋敷と化しているアパートを片付けていた3人が目にしたのは、
壁に貼られた家族写真の数々。子供時代の兄と理子が写ったもの、兄・加奈子・満里奈・良一が
作った家族のもの・・・
兄の後始末をしながら悪口を言いつづける理子に、同じように迷惑をかけられたはずの加奈子は
ぽつりと言う。「もしかしたら、理子ちゃんには、あの人の知らないところがあるのかな」
兄の知らなかった事実に触れ、怒り、笑って、少し泣いた、もう一度、家族を想いなおす、4人
のてんてこまいな4日間が始まったー。
| 作品情報 | 脚本・監督:中野量太 音楽 世武裕子 原作 村井理子「兄の終い」(CEメディアハウス刊) 製作:崔 相基 小林敏之 和田佳恵 Eric Le Bot 高 丹 篠田 学 エグゼクティブプロデューサー:後藤 哲 企画プロデュース:小川真司 プロデューサー:片山武志 若林雄介 久保田 恵 アソシエイトプロデューサー:黃 茂昌 黃 寶嫻 撮影:岩永 洋 照明:谷本幸治 録音:猪股正幸 美術:大原清孝 装飾:榊さくら スタイリスト:西留由起子 ヘアメイク:山田みずき 石川奈緒記 編集:瀧田隆一 音響効果:勝亦さくら 助監督:本田大介 キャスティングディレクター:杉野 剛 ラインプロデューサー:天野佑亮 製作:「兄を持ち運べるサイズに」製作委員会(カルチュア・エンタテインメント/TCエンタテインメント/ テレビ東京/北京信诚天地科技有限公司 Dinsong Culture Limited/パイプライン) 制作プロダクション:ブリッジヘッド/パイプライン 製作幹事:カルチュア・エンタテインメント 配給:カルチュア・パブリッシャーズ |
| 出演 | 柴咲コウ オダギリジョー 満島ひかり 青山姫乃 味元耀大 斉藤陽一郎 岩瀬亮 浦井のりひろ(男性ブランコ) 足立智充 村川絵梨 不破万作 吹越満 |
| 公式サイト | https://www.culture-pub.jp/ani-movie/ |