上映期間|3月6日(金)〜3月18日(水)



【INTRODUCTION】
君の生きた証を伝えたい―― 壮絶な世界で紡がれる戦火の友情物語が誕生
白泉社ヤングアニマル誌で連載され、かわいらしいタッチでありながら戦争が日常であるという狂気を圧倒的なリ アリティで描き、第 46 回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』。各界クリエーター から絶賛コメントが寄せられた戦争マンガの新たなる金字塔が、劇場アニメーションとしてついに映画化!
心優しい漫画家志望の主人公・田丸 均を板垣李光人、頼れる相棒・吉敷佳助を中村倫也が演じることが決定。確 かな演技力で、壮絶な戦場を生き抜こうとする若き兵士を熱く演じる。
南国の美しい島で相次ぐ戦闘、飢えや渇き、伝染病――。 家族を想い、故郷を想いながら、若き兵士が次々と命を 落としてゆく。そんな壮絶な世界を田丸と吉敷は必至で生き抜こうとする。彼らが確かに生きた証がここにはある。
忘れられた激戦「ペリリュー島の戦い」とは
太平洋戦争で、すでに日本の戦局が悪化していた昭和 19 年 9 月 15 日から約 2 か月半繰り広げられたパラオ南西部ペリリュー島での戦い。日本軍にとって一斉 突入して玉砕する “バンザイ突撃” を禁じられ、持久戦で時間稼ぎをするよう方針転換がなされた最初の戦いとなり、その方針は硫黄島へも引き継がれている。 綿密な事前情報収集によって戦力差から「2、3日で陥落させられる」と予測した米軍は 4 万人の部隊を上陸させた。これに対して日本軍 1 万人は島じゅうに 張り巡らせた洞窟陣地を使って組織的な徹底抗戦に出た。日本軍は、米軍の圧倒的な兵力と物量に対し 2 か月以上にわたって抗戦するも、11 月 25 日、組織的 な戦いが終結し、米軍は 11 月 27 日に作戦終了を宣言。米軍も 1600 人以上が死亡したとされ米海兵隊史上最も激しい戦いと言われている。終戦後も、生き残っ た兵士たちは洞窟にたてこもり続け、戦闘終結から 2 年半後の昭和 22 年 4 月 22 日、元日本海軍少将の説得でようやく兵士たちは武装解除に応じた。そのとき 生き残っていた日本兵はわずか 34 人。その犠牲の多さと過酷さに対してほとんど語られることのない「忘れられた戦い」となり、2025 年現在でも千を超える 日本兵のご遺骨が収容されず島に眠っている。
【STORY】
仲間の最期を「勇姿」として手紙に書き記す功績係―― 彼が本当に見たものとは?
太平洋戦争末期の昭和 19 年、南国の美しい島・ペリリュー島。そこに、21 歳の日本兵士・田丸はいた。漫画家志望の田丸は、その才を買われ、 特別な任務を命じられる。それは亡くなった仲間の最期の勇姿を遺族に向けて書き記す「功績係」という仕事だった。
9 月 15 日、米軍におけるペリリュー島攻撃が始まる。襲いかかるのは 4 万人以上の米軍の精鋭たち。対する日本軍は1万人。繰り返される砲爆撃 に鳴りやまない銃声、脳裏にこびりついて離れない兵士たちの悲痛な叫び。隣にいた仲間が一瞬で亡くなり、いつ死ぬかわからない極限状況の中 で耐えがたい飢えや渇き、伝染病にも襲われる。日本軍は次第に追い詰められ、玉砕すらも禁じられ、苦し紛れの時間稼ぎで満身創痍のまま持久 戦を強いられてゆく――。
田丸は仲間の死を、時に嘘を交えて美談に仕立てる。正しいこと、それが何か分からないまま …。そんな彼の支えとなったのは、同期ながら頼れ る上等兵・吉敷だった。2 人は共に励ましあい、苦悩を分かち合いながら、特別な絆を育んでいく。 一人一人それぞれに生活があり、家族がいた。誰一人、死にたくなどなかった。ただ、愛する者たちの元へ帰りたかった。最後まで生き残った日 本兵はわずか 34 人。過酷で残酷な世界でなんとか懸命に生きようとした田丸と吉敷。若き兵士 2 人が狂気の戦場で見たものとは――。
| 作品情報 | 原作:武田一義「ペリリュー -楽園のゲルニカ-」(白泉社・ヤングアニマルコミックス) 監督:久慈悟郎 脚本:西村ジュンジ・武田一義 |
| 声の出演 | 板垣李光人 / 中村倫也 天野宏郷 藤井雄太 茂木たかまさ 三上瑛士 |
| 公式サイト | https://peleliu-movie.jp/ |