上映期間|6月19日(金)〜7月1日(水)



【INTRODUCTION】
異なる環境で育った20代の3人のろう者。
ありのままの自分で生きようと模索する、若者たちの青春群像劇。
香港映画界の新たな才能と、多様な俳優たちのアンサンブル
ろう者のアイデンティティの確立という社会課題を青春ドラマに昇華させたのは、香港の俊英、アダム・ウォン監督。ソフィーにはラジオDJ出身のジョイ・シュッイン。パンサー・チャンの主題歌「What If」の作詞も担当し、今回の演技で第61回金馬奨の最優秀女優賞を受賞。ジーソンには若手演技派でYouTuberでもあるネオ・ヤウ。一年間におよぶ猛特訓に挑み、手話を体得した。アランには中等度難聴で実生活でも口話と手話を使う、演技未経験のマルコ・ンを大抜擢。また、少年時代のジーソンとアランを演じた2人、中等度難聴のネイザン・チェン、コーダ(※)であるジェシー・ウォンのいきいきとした演技からも目が離せない。スタッフ、キャスト、エキストラとして、聴こえない人、聴こえにくい人、聴こえる人が協力して、本作を作り上げている。
革新的な音響設計で聴こえない、聴こえにくい世界を知る—体感する映画
聴えない、聴こえにくい感覚を観客に伝える為にこだわったのは、音響設計。人工内耳を通した音の聴こえ方、外したときの音の歪みや欠落、環境音の断続などをリアルに再現すると共に、無音の静けさや手話の豊かさ、美しさを、観る者が体感できる。日本公開ではバリアフリー字幕やUDCastなど、より多くの人が本作を鑑賞できる対応を行う。
※コーダ(CODA)とは、Children of Deaf Adultsの略称。聴えない、聴こえにくい親の元で育った聴者の子ども。
【STORY】
3歳で聴力を失い、人工内耳(※)を装用することで、「聴こえる人」として“普通”の生活を送ろうとしているソフィー。生まれながらのろう者であり、自身が手話話者であることを誇りに思っているジーソン。そして、ジーソンの幼馴染で、手話と口話を使いこなす、人工内耳装用者のアラン。ある日、人工内耳を推奨するアンバサダーとして、アランとソフィーは出会う。しかし、とあるイベントでソフィーが「科学が発展すれば、この世からろう者はいなくなる」と発言したことに、ジーソンは激怒する。最悪な出会いから始まった3人の関係は、それぞれの生き方に思いがけない変化をもたらしていく――
※人工内耳とは、聴覚障がいがあり、補聴器では十分な効果が得られない人がつける医療器具。受信コイルを皮下に挿入するため、手術が必要。外部に送信コイルなどの器具を付けることで使用できる。
| 作品情報 | 監督:アダム・ウォン(黄修平) 2024 年/香港/広東語・香港手話/132分/カラー 原題:看我今天怎麼說 英題:The Way We Talk 字幕:最上麻衣子 バリアフリー版制作協力:Palabra株式会社 字幕協力:大阪アジアン映画祭 配給:ミモザフィルムズ © 2024 One Cool Film Production Limited, Lee Hysan Foundation. All Rights Reserved. |
| 出演 | ネオ・ヤウ(游學修)、ジョン・シュッイン(鍾雪瑩)、マルコ・ン(吳祉昊) |
| 公式サイト | https://mimosafilms.com/thewaywetalk/ |