豊岡劇場で上映される映画にちなんだゲストを毎回お呼びしてお話を聞かせていただくトークシリーズ「豊劇シネマトーク」が始まります!
第1回とよげきトークの作品は『アダマン号に乗って』(監督:ニコラ・フィリベール、2022 年/フランス・日本/フランス語/109 分)です!
『アダマン号に乗って』
《トークテーマ》
アート×社会とのつながり
《ゲスト》
記念すべき初回のゲストは、一般社団法人ケアと暮らしの編集社代表の守本陽一さんと芸術文化観光専門職大学教授の古賀弥生さんです!
守本陽一(もりもとよういち)
29歳。平成5年、神奈川県生まれ、養父市出身。医学生時代から、医療者による移動式屋台のカフェ「モバイル屋台de健康カフェin豊岡(YATAI CAFE)」を但馬地域でスタート。
医療・介護・福祉・デザイン・アートとまちづくりを掛け合わせた「ケアとまちづくり未来会議」の開催など、まちとケアの橋渡し活動を行う。令和2年11月、一般社団法人ケアと暮らしの編集社を設立し、翌月、地域の孤独解消のための社会的処方(*)の拠点となるシェア型図書館「だいかい文庫」を開設。病院では解決できない課題に取り組み、地域共生社会の実現を目指している。
*社会的処方:薬の処方など医師の医学的処方に加えて、患者等の健康やウェルビーイング(個人の権利や自己実現が保障され、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念)の向上などを目的に、地域の活動やサービス等につなげること。
共著に「ケアとまちづくり、ときどきアート」など。
古賀弥生(こがやよい)
大学卒業後、福岡市役所入庁。在職中から芸術文化と社会をつなぐアートマネジメントを学び、芸術文化のまちづくりのための提言やフォーラム開催など実践活動を行う。
福岡市役所を早期退職後の平成14年1月、民間非営利組織「アートサポートふくおか」を設立し代表に就任(令和3年末をもって団体としての活動は休止中)。「誰もが芸術文化を身近に楽しめる環境づくり」を目指して、学校・施設への芸術家派遣コーディネート、芸術文化と地域をつなぐ人材養成などに取り組む。
令和4年4月、芸術文化観光専門職大学に着任。専門はアートマネジメント、文化政策学。研究と実践を活動の両輪として、パーキンソン病患者の方のダンス活動、乳幼児親子の孤立を防ぐパフォーミングアーツ体験など、福岡で培った経験を豊岡で生かしたいと模索中。
著書に『芸術文化と地域づくり~アートで人とまちをしあわせに~』(令和2年3月 九州大学出版会)ほか。
《概要》
日時|6月17日(土)本編15:10〜17:10/トーク17:15〜17:45
場所|豊岡劇場 小ホール(豊岡市元町10−18)
料金|鑑賞料金のみ(トークのみの参加:一般500円、豊劇サポーター会員:無料)
定員|34名