【“国宝”ラスト上映&トーク】永楽館・赤浦館長とアフタートークイベントを開催しました

4月8日(水)、2ヶ月間にわたり上映してきた映画『国宝』が、ついに最終日を迎えました。連日本当にたくさんの方にご来場いただき、本当にありがとうございました!

最終日の上映後に、1月ロビーにできた“すごすスペース”にて、本作の重要な舞台となった出石永楽館の赤浦館長をお招きし、アフタートークを開催いたしました!

心地よい疲労感を超えて、満席のロビー!

国宝は、上映時間およそ3時間という圧倒的な大作。
正直なところ、みなさん3時間スクリーンに全集中した後なので、心地よい疲労感と深い余韻で胸がいっぱいのはず。「その後でアフタートークに残っていただけるかな…」と、ほんの少しだけ心配していました。(赤浦さんと2人で永楽館さんの半纏を羽織り、藤の花を背負い、藤娘で呼び込みもしました笑)

しかし、ふたを開けてみればそんな心配は全くの杞憂。想像以上にたくさんの方にお越しいただき、ロビーは熱気でいっぱいに。みなさんの国宝愛の深さに胸が熱くなりました!

全員が引き込まれた、赤浦館長の“ここでしか聞けない”裏話

ゲストの赤浦館長は、永楽館が復活した2008年当時から現在まで館長を務め、あの歴史的建造物を守り続けてこられた方です。
トークが始まってすぐ、赤浦さんの軽快で熱を帯びたお話に、私を含め会場の全員が一気に引き込まれました!当日のトーク内容から、特に皆さんが「へぇー!」と唸ったエピソードを少しだけシェアしますね。

・なぜ永楽館が選ばれたのか?

全国に芝居小屋がある中で、李相日監督の決め手となったのは、永楽館の「特有の構造」と「今も使われ続けている生きた小屋の雰囲気」だったそう。
通常は道具部屋を挟んで楽屋が造られますが、永楽館は舞台の真裏が民家のため、楽屋を造る場所がなく、「2階が楽屋・下が道具部屋」という独特な構造に。
李相日(リ・サンイル)監督は、そんな永楽館ならではの造りを「花道から舞台奥の楽屋までが1ショットで撮影できる」と気に入られたそうです。

・実はスーパーハイブリッドな125年の歴史建造物

永楽館は、歴史ある板や奈落をそのまま残しながらも、実は冷暖房完備で耐震性もバッチリなのだとか。「生きた芝居小屋」としてアップデートし続けているからこそ、大規模な撮影を受け入れることができたそうです。

・国宝がもたらした凄まじい熱狂

国宝公開後、なんと永楽館への来館者は通常の約4.5倍に!多い日には1日で1,510人もの方が訪れたそうです。街のみなさんの誇りである建物がスクリーンに刻まれるまでに至るお話は、本当に鳥肌が立ちました。

今回のこの企画、出石永楽館さんと豊岡劇場だからできた素晴らしいものだったと、自信を持って言えます。
赤浦さんをはじめとする永楽館のみなさん。寄っていただいたみなさん。
そして、この会を開くきっかけ(TOYOOKAシアター運動会!)をくださった江原河畔劇場のみなさん。本当にありがとうございました!


 【お知らせ】シネマカフェ「さわの茶話会」をはじめます!

4月から、シネマカフェ「さわの茶話会」をはじめます。
映画沼に入りかけの新人スタッフさわが、映画愛溢れるみなさんからその愛をたっぷり浴びて、映画沼へ誘ってもらおう!という企画です(笑) コーヒーやお茶をお供に、今月観た映画やおすすめの作品について、みんなでワイワイ映画トークしましょう♪

【第1回 さわの茶話会】

  • 日時:4月25日(土) ※時間は決まり次第、SNS等でお知らせします!
  • 場所:豊岡劇場ロビー すごすスペース

映画を観る日も観ない日も、ぜひ豊劇にふらっと遊びにきてください。