上映期間|5月2日(金)〜5月14日(水)



【INTRODUCTION】
老いてなお、ごきげん!
哲代さんの心も体もさびない生き方
広島県尾道市。自然豊かな山あいの町で100歳を超えてひとり暮らしを続けている石井哲代さん。小学校の教員として働き、退職後は民生委員として地域のために尽くしてきました。83歳で夫を見送ってからは、姪や近所の人たちと助けあい、笑いあいながら過ごしています。
いりこの味噌汁を作り、家の周りの草をとり、お茶を囲んで語り合う。時には体調を崩して病院にお世話になることもありますが、年齢を重ねてできないことが増えても、哲代さんは自分を上手に励まし、自由な心で暮らしをしなやかに変えていきます。
なんでも美味しく、誰とでも楽しく、いつだってご機嫌に。
そんな哲代さんの101歳から104歳までの日々をみつめたドキュメンタリーです。
老後の不安が希望に変わる!人生100年時代のお手本
2024年に厚生労働省が発表した日本人の平均寿命は男性が81.09年、女性が87.14年。また、国際的な調査では2007年生まれの半数は107歳まで生きると推測されています。(※)
世界でもトップレベルの長寿国でありながら、「100歳まで生きたい」と考える人はわずか2割にとどまり、幸福度も他国に比べて低い日本で、年齢を重ねること、老いていくことの効用を哲代さんの暮らしの中に見出したのは、広島でテレビドキュメンタリーを制作してきた山本和宏監督。テレビの企画として2022年から哲代さんのひとり暮らしを見守ってきました。ナレーションはリリー・フランキーが務め、日常の一瞬一瞬の中にある、生きているからこその喜びを伝えます。
100歳まで生きることが現実的になりつつある現代において、哲代さんは人生100年時代のモデルとして地元の新聞やテレビで紹介されてきました。人生の酸いも甘いも上手に味わう哲代さんの前向きな姿勢とユーモアあふれる言葉を紹介した書籍は累計21万部(2024年10月時点)を超えるベストセラーとなり、「老後の不安が希望に変わる」と大きな反響を呼んでいます。
作品情報 | ナレーション:リリー・フランキー 監督・編集:山本和宏 撮影:的場泰平 筒井俊行 音響効果:金田智子/整音:富永憲一 プロデューサー:中村知喜 古田直子 出雲志帆 髙山英幸 統括プロデューサー:岡本幸/制作:RCC 協力:RCCフロンティア/公益財団法人 民間放送教育協会 中国新聞社 後援:広島県 尾道市 府中市 2024/日本/94分/ドキュメンタリー |
公式サイト | https://rcc.jp/104-hitori/ |