[篠田正浩監督追悼上映]『夜叉ヶ池』

上映期間|3月27日(金)〜4月8日(水) 

【INTRODUCTION】

昨年3月にご逝去された篠田正浩監督へ
追悼の意を込め監督の挑戦作『夜叉ヶ池』を上映します。

上映に際し、岩下志麻様よりコメントを頂戴いたしました。

篠田正浩監督、坂東玉三郎主演の傑作が42年ぶりに蘇る!

幻想文学の礎を築いた泉鏡花の原作を、『梟の城』(99)や『スパイ・ゾルゲ』(03)などで知られる巨匠・篠田正浩監督が、1979年に取り組んだ意欲作。 当時歌舞伎界を一世風靡していた女方の坂東玉三郎が初めて映画に出演し、村に暮らす女性・百合と夜叉ヶ池の竜神・白雪姫の二役を演じて妖艶な世界を表現した。 公開から42年の時を経て、4Kデジタルリマスター版で蘇る。

海外ロケ&日本の特撮技術を駆使した圧巻の大洪水シーン!

日本の特撮技術の基礎を築いた特撮監督の矢島信男の指揮のもと、大船撮影所のステージを大改造して作ったセットで、50トンもの水を使い大洪水シーンを実現。 クライマックスの洪水シーンの撮影のために、ブラジルのイグアスの滝やハワイを始めとする海外ロケも敢行され、まさに圧巻の光景!

スコセッシ監督も絶賛!

当時、本作を観たマーティン・スコセッシ監督は、篠田監督への手紙の中で、「玉三郎の演技と、あなたが彼を素晴らしく演出した手法に魅了された」 「玉三郎が演じた百合を超えるのは、玉三郎が演じた夜叉ヶ池の白雪姫の他にない」と絶賛。

【あらすじ】
三国嶽のふもとの琴弾谷に、夜叉ヶ池の伝説の調査に来た学者の山沢(山﨑努)は、迷いこんだ池のほとりで、息を呑むほど美しい女性と出会う。 百合(坂東玉三郎)というその女性は、夫と二人で鐘楼守をしているという。 家に招かれた山沢は、かつての親友で、夜叉ヶ池の調査に出たまま帰らぬ晃(加藤剛)が百合の夫であることを知り驚愕する。 夜叉ヶ池には竜神が封じ込められていて、一日に三度鐘を撞かなければ竜神が再び暴れて洪水を引き起こし、村が流されてしまうため、鐘楼守をすることになったのだという。 しかし、ある出来事がきっかけとなり、平穏な日々が破られることになるのだった――。

作品情報原作:泉鏡花
監督:篠田正浩
脚本:田村孟
脚本:三村晴彦
撮影:小林正雄
音楽:冨田勲
配給:松竹

夜叉ヶ池 4Kデジタルリマスター版
1979年/日本/124分/カラー/デジタル上映
出演5代目坂東玉三郎
加藤剛
山崎努
丹阿弥谷津子
公式サイトhttps://www.shochiku.co.jp/cinema/database/04084/